いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年12月03日(土) 私がカラオケが下手な訳‥

 嫌なシーズンが始まった。忘年会、新年会のシーズンである。ビール大好き、騒ぐの大好きの私が、なぜ故「嫌か?」。理由は二つある。第一の理由は、件数が多く、会費ばかりが出て行くこと。多い日は、6件掛け持ちなんていうことになる。大体、午後6時開始の8時終了なので、その間120分に6件まわるとなると、移動時間を除けば、1件あたり滞在時間は10分程度となる。が、会費はしっかり請求される。ショック!

 第二の理由は、だいたい興がのってくるとカラオケが始まる。こいつが嫌いだ。まず、最近の歌を知らない。へたくそ、これが嫌いな理由。本人は意識していないのだが、ひょっとしたら母親のトラウマかもしれない。(詳細は5月20日頃の日記を参照)

 母は、私の中学校の音楽教員だった。歌のテストは、生徒一人一人が先生の前に出て行って、伴奏にあわせて歌う。他の生徒の時は、皆騒いでいるのに、私の順番になると「母と子の対決」にクラス中が期待する。

 姉は、国立音楽大学に幼稚園から通っていて、ピアノ教師や中学校音楽講師などをやっていたので、決して「血筋」は悪くないはずなのだが‥

 さらに、同じ地域から出ている議員さんが、めちゃくちゃ歌がうまい。昨日の忘年会でも「気持ちよさそうに」歌っていた。そうなると、司会者は「●●議員も歌ったのだから‥」とマイクを持ってくる。仕方なく「父親の遺言」を理由に断るのだが、司会者や参加者の心の中には、「つまらん議員だ。次は当選させないぞ」という思いが残るかも。

 まあ、いいか。ベストセラーにもなった「下流社会」の著者、三浦展氏は以下のように書いているしな〜

歌ったり踊ったりすることを自分らしさとして楽しむ下流は、まさにカーニヴアル化する社会を象徴していると言えよう。

 お願い!私にカラオケを歌わせないで!

(影の声)ウソ言うな!この前「奥飛騨慕情」の替え歌を、制止も無視して、気持ちよく歌っていたのは誰だ!


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