いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年11月30日(水) 面白い代表質問@区議会本会議

 大体、私は本会議が嫌いだ。代表質問だ、一般質問だ、と、いかにも国会を模倣して「会議」をしているようだが、実際は「大朗読大会」である。企画財政課長の任務は、いかに早く議員の質問原稿を入手するか、だし、その後の所管課の仕事は、「いかに出来ない理由を、もっともらしくわかりにくく作文する」かにつきる。たまには、与党大会派の実力議員に「センセイご指摘のように、今後改善したい」などの、答弁作成も重要である。

 質問原稿は、全文が答弁する役人に事前に渡され、答弁も概ね調整されている。従って、本会議場では、これらを朗読するだけである。事前に通告しないで質問すべき、と区幹部に言ったところ「だったら、まともな答弁をしないよ」と言われた。あきれたホンネである。

 今回の代表質問も、いまひとつだったが、共産党と、生活者ネットワークは、私との意見の相違が明白で、それなりに面白かった。

 今回、意見の相違が印象に残った質問

共産党の意見⇒ニ−ト、フリ−タ−を作ったのは、小泉政権の失策である。区でも対策をすべきである。

私の意見⇒ほっとけ!食えなくなったら、フリーターをやめて必死に働くから。食えるからフリーターなのだ。その意味では、失策どころか、良い国だろう。問題は、国や行政ではなく、フリーターにした親だ。

共産党の意見⇒東急蒲田と京急蒲田を結ぶ蒲蒲線構想は、地下ではなく立体交差にすべき。

私の笑い!⇒京急が立体交差を決定した時の共産党の看板「京急地下化は区民の願い!」そして、今度は「高架化にせよ?」地下にしたり、高架だったり忙しいね!要するに、決定したことには反対する、っということだね。

生活者ネットワークの質問⇒こどもの権利条約を批准したのだから、大田区でも、こどもの権利条例を作るべきである。

私の意見⇒条例を作るとこどもの何が守れ、現状と何が変わるのか、さっぱりわからない抽象的な質問だった。すでに、この権利条約で求めている内容は、我が国の関連法で表明されている。すべきは、こどもが健やかに育まれるための家庭条例だろう。子どもについての一番の問題は、家庭崩壊、家族崩壊だ。あなたらしければいい、などという奇麗事をいっている家庭ほど、内実どうしようもない。教育の基本は強制(矯正もある)だ。登校拒否だと?、ひっぱってでも登校させろよ!親なら。

そこには、学校に行かない子どもの権利など存在しない。




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