いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年09月23日(金) いつもながら納得いかない交通安全運動

 秋の交通安全運動が始まった。各町会ではテントを張り、毎日交代で役員さんがテント内で待機する。初日には、このテントを所轄警察幹部が「慰問」にまわり、これを町会長が出迎える。そして、一部の保守系議員も、同様に支持地域の町会テントをまわって、挨拶をくりかえす。

 はたして、これでいいのだろうか…と毎年思いながら、テントを眺めている。交通量の多い町会や、PTAなどは、黄色い旗を持って、横断歩道の安全横断の補助をされているが、大多数のテントは「社交場」と化している。

 まあ、それでも、全国に交通安全のテントが張られていることにより、運動期間中であることのアピールが出来る、という広告効果はある。また、町会役員に限定されてしまうが、運動に参加したという啓発効果も否定は出来ない。

 が、それらを勘案しても、町会役員さんを長時間拘束するだけのような気がする現行の運動のあり方は、再考の余地がある。

 意味のない習慣を廃止することは「改革」の一歩である。


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