いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年04月24日(日) チワワにかまれて救急車出動!

 今日は、第54回の大田区こどもガーデンパーテイ区内8ケ所で開催された。これは、各地区の青少年対策委員会と町会、各種団体などが協力して、春の一日、子供たちに楽しんでもらおうという趣旨である。私も、地元の小中学校の役員時代(すでにPTAは引退)から、青少年対策委員としてかかわってきた。

 戦後の物不足の時代から開始されたこの催し物も、遊びが多様化する時代には、子供たちのため、という本来の目的よりも、地域の大人たちが、この行事を開催することによる一体感を醸造する、という意味のほうが重要に思われる。もちろん、参加した子供たちは喜んでいるが、地域社会の繋がりが希薄な今日、その意味での存在価値は大きい。

 先週、心無いイタズラ葉書が区役所に届いたこともあり、例年になく警備を強化した。失礼ながら、怪しげな雰囲気の方には、それとなく尾行させて頂いたが、その手の事故はなく、関係者一同ホッとした。

 ところが、首をかしげる事故が一件。会場内に救急車が出動したのだ。何事か、と緊張すると、笑い話だった。幼児が、中学生の連れていたチワワ(子犬)に手をかまれたのだった。

 チワワが狂犬病などに罹っていたら大変と心配した母親が、救急車で病院に、幼児を運び、抗体検査をしたそうだ。一昔前なら、赤チンでも塗って終わる事案だが、情けない話である。

 以前、区立の公園の柵に昇ってケガをした子供に賠償金20万円、保育士と歩いていて、犬の歯に接触して(噛まれた訳ではない)8000円、という「事故」の報告が議会であった、と書いた。

 荒れる子供たちが凶悪事件を起こした際の報道を見ていると、そのうちの相当数に、極度に「甘い」か、極度に「厳しい」、母親の姿がある。

どうか、日本のお母さんたち、甘いも厳しいもバランスでっせ!


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