いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2003年03月08日(土) 久しぶりに、ゴミ屋敷へ。たまげた、キレイキレイ!

 昨年から、いつのまにか深くかかわってしまった区内のゴミ屋敷。テレビ朝日にメールしたことがきっかけで、その住人の”おばあちゃん”とも、えらく仲良くなってしまった。前回、Fというタレントが外のゴミを数日で業者と共に運び出した。(もちろん、私も作業服、長靴でお手伝い)外側は見かけ上はキレイになったが、数日後には、また、ゴミの山。私の行動を冷ややかに見ていた役人は、”ほらみろ!”と笑っていたことだろう。そこで、今度は、じっくり、ゆっくり、この”おばあちゃん”の納得いく方法で、との方針転換。Hさんというタレントが、まるで孫か息子になったように、ゴミをひとつひとつ確認して運びだす。番組スタッフも、作業員として手伝う。時には深夜に作業が及んだそうだ。青山学院を出た、という若い女性スタッフが、つなぎの作業服をドロドロにしてゴミを運び出していた。親御さんが見たら、発狂するような姿だった。そのかいあって、ゴミ袋約4000、100トン近いゴミが、30坪の家から排出された。床が落ちてしまった廊下もキレイに修繕され、こんなに広かったのかと、見違えた。いくら番組制作のためとはいえ、ここまでできたスタッフには敬意を表する。今やる、すぐやる、できるまでやる!出来たじゃないか。
 さて、問題は、この後だ。キレイになったが、また、テレビのスタッフがいなくなったら、元の木阿弥では困る。そこで妙案を思いついた。この御宅には、2階に3部屋ある。ここに、下宿人を入れるのだ。そうすれば、”おばあちゃん”も安心だろうし、賃貸収入も少しは入る。人がいるから、ゴミも持ち込みにくい。そこで、早速、人探しをすると、不思議な出会いで、あっという間に見つかったのだ。
区内の社員食堂受託業者の社長が、福島から新卒で入社する女子栄養士2名の社宅を探している、というのだ。栄養士なら願ってもない。この”おばあちゃん”の食事の世話も頼める。この社長から、二人と、その両親に承諾を得てもらうと快諾!
よし、これで、キレイになった後も、大丈夫だ。出来ない理由を言わなければ、必ず道は開けるものだ。これからも、すぐやる、今やる。お任せあれ!


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