| 2002年11月26日(火) |
債務者いぬぶし、信用保証協会へ呼び出し |
以前より公表しているとおり、昨年12月、業界最大手の旅行会社J社の、”商工ローンなみの要求(当方の弁護士談)”により、23年間経営していた旅行社を廃業させられた私は、その会社の借金につき、個人で払うことになった。当初は、その額の多さから、知人や弁護士から自己破産を勧められ、そのつもりで準備もした。(破産は、議員失職にはならない)が、やはり、どんな理由であれ、個人で返済しようと決め、各債権者と、裁判所や、弁護士を通じ解決の道を模索し、はや1年弱。最後の大口債券者の東京信用保証協会と、神奈川県信用保証協会に、今日出向いた。信用保証協会とは、法律に基づいて設立された特殊法人で、銀行などから直接借り入れできない中小企業に対し、保証人となって、借り入れをしやすくする組織である。概ね借り入れ金額の1%程度の保証料を徴収し、融資額の70%については、保険をかけている。借りていて文句をいうのもなんだが、問題は、このほほ酢協会の保証を受けるのには、”保証人”がいるのだ。つまり、銀行に対し、信用報奨協会が保証人になるにあたっては、信用保証協会に対して、保証人をいれる必要がある。ややこしいが、そうなっている。一般的には、代表者本人、その配偶者や親族ですむが、場合によっては、第三者保証人を要求さえることもある。さて、私は、その経営していた法人の借金の保証人として信用保証協会に保証書を差し入れていたため、この借金を返済しなければいけないことになった。それぞれの協会で、今の収入状態や、事業再構築の可能性を説明し、今返済できる金額を明示し、向こう1年間は、きわめて低い金額で勘弁していただいた。これで、1年がかりだった債務整理もほとんど終了。私人としてのゴタゴタに終止符を打つことが出来た。正直なところ、ホッ!
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