雪さんすきすき日記
リサイクル戦術シミュレーション『リサイクルプリンセス』 倒れてもその場で復活するリサイクルSLG。全力で応援中!
DiaryINDEXpastwill
「ときのあくま」攻略はこちら  「東方戰騎譚」エキスパート攻略はこちら  考察のようなものはこちら
自己紹介はこちら  リプレイはこちら  動画はこちら(完成版体験版)  Twitterはこちら


2020年12月06日(日) 「ヤマふだ!」のこと

 10時頃起床。
 午前中は「They Bleed Pixels」昨日の続き。道中不安定だったところを何か所か安定させて、2時間ほどで遂にタイムアタックの実績を達成。ノーミスではなかったものの、逆にそこまで時間の余裕が生じるほどパターンを詰めることができた。
 これで本編の実績は全て達成。しかし、ボーナスステージが5面も控えているので、まだまだ終わりは見えない。

 午後、近所の河原へと散歩に行ったところ、今年もオオバンが来てくれたことを確認。新しいレンズで撮影する楽しみが増えた。
 帰宅後は「The Pedestrian」をプレイ。ピクトグラムを題材にしたパズルゲーム。街中の至る所に設置された看板がゲームの舞台で、その中をピクトグラムが動き回る様はとても新鮮。また、ピクトグラム内の動作と現実世界の変化が対応するといった演出も洒落ている。何より、背景の書き込みが凄まじい。背景はゲームの進行とはほとんど関係ないのだが、緻密に描かれた写実的なCGが動き回るという凄まじさに、力の入れどころを間違っているのではないかと呆れるほど(誉め言葉)。

 昨日クリアした「ヤマふだ!」(KPC)の感想。
 山登りを題材としたカードゲーム。主人公の能力はあしのちからとじょうぶさ。あしのちからは山を登る距離に、じょうぶさは山の険しさから受けるダメージの軽減量にそれぞれ対応している。場には3枚のカードが配られ、それぞれにあしのちからとじょうぶさ、そしてカードの種類に応じた効果が記されている。カードを選択すると、あしのちからの分だけ山を登り、山の険しさーじょうぶさの分だけ体力が減る。体力が無くなるまでに合目を登りきるとクリアとなり、新たなカードを追加できる。そして、10合目まで登りきると登頂成功となる。
 途中のキャンプでは、入手した石を消費してギアを作成できる。ギアは様々な強化能力を主人公に付与してくれる。

 最初はシステムが理解できずに迷ったが、何のことはない。一般的な戦闘に置き換えれば、あしのつよさ=攻撃力、じょうぶさ=防御力、登る距離=敵の体力、山の険しさ=敵の攻撃力であり、戦闘結果もアルテリオス計算式であった。それが分かれば、カードの効果も理解できて、山登りを有利に進められるようになった。
 山の険しさが次のターンまで表示されるので、そこがカードの選びどころとなる。どちらかというとあしのつよさよりもじょうぶさの方が大事で、選ぶカードもじょうぶさを上げるものを重点的に選択した方が長続きした。あと、回復も同じくらい大事で、機会があれば何をさておいても回復をして体力を温存させる。もちろん、新たに入手できるカードもじょうぶさと回復を優先する。この辺りの急がず堅実さを重視する調整に実際の山登りを上手く反映させたと思った次第であった。ただ、ソフトのパッケージにはデッキ構築とあったが、実際には手持ちのカードからランダムに配られるのみ。一応、新たに入手したカード次第で手持ちの内容が変化する程度であった。
 途中のキャンプで作成できるギアも登頂を成功させるのにかなり重要だが、どのギアが作成できるかはランダムなので、登頂を成功させるのは割と運も絡む。体力回復やダメージ減少のギアが特に効果的であった。

 数回の試行錯誤の末に登頂成功。7合目からはキャンプなしで進むので難易度は高かったが、回復系のギアのおかげで体力が持った。実際の山登りのように、無理をせず一歩一歩着実に進むという雰囲気が味わえたのが非常に面白い作品だった。
 ところで、主人公の前に立ちはだかるガタイの良い狐のようなキャラクターが謎なのだが。合目を登りきると退散するので、もしかして登山の険しさを魔物に例えた、端的に言えば山の魔物ということなのだろうか…。


氷室 万寿 |MAIL
DiaryINDEXpastwill