雪さんすきすき日記
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2017年12月28日(木) 続^3・「クッキー&クリーム」のこと

 年内のお仕事最終日。明日に向けて上京しなければならないので、早々に切り上げる。
 宿に着いたらとりあえず食事ということで、旗の台のに向かう。コミケの度に行ってみるもののいつも満席で入れなかったのだが、今日は先客に詰めてもらって何とか入ることができた。相変わらず魚が美味しい店で、存分に堪能。それにしても、コミケ前にあえて生牡蠣を頼むというロシアンルーレットをやってしまうのは何故なのだろうか。

 昨日クリアした「クッキー&クリーム」(ノンリニア)の感想を。
 お菓子の国のお話で、主人公はクッキーのアルマと、アルマの幼馴染のモインク。この2人が、紆余曲折あってストロベリーケーキの王女のためにクリームを集めることになる。
 ゲームジャンルはパズルゲーム。自キャラは何かに当たるまで真っすぐ動き続けるというルールで、地形や仕掛けを活用しながらクリームを所定数集めてゴールに到達するのが目的。キャラが複数いる面では、それぞれが所定のクリームを集めなければならない。また、ゴールはその上で止まることが条件で、通過しただけではゴールしたことにならない。
 仕掛けは、当たると壊れるブロック、他のキャラとくっついてしまうチョコレート、1キャラ分の障害物に当たったときにそれを飛び越えるストロベリー等々。いずれも特徴的な作用を及ぼすもので、パズル要素に深みを与えるものとなっている。

 最初の10面をクリアしたときには、難しすぎて全面クリアできるかどうか不安であったが、結果的にエキストラを含めて全面クリアを達成できた。その原動力となったのは、ひとえに面構成の完成度の高さ。序盤こそ仕掛けの種類が少なくてなかなか気づけなかったが、無造作に配置されているように見える仕掛けの数々が、それを全て使うことでクリアできるという非常に計算高い面構成で、解法が見えたときには感服すること頻りであった。そして、その解法を見出したことによる自己肯定感が、次の面に挑戦しようという意欲を引き起こしてくれた。中には1面解くのに5時間もかけた面もあったが、その分解けたときの喜びも一入であった。特に感心させられたのが20,47,49,50,EX5-1面。この面の解法は本当に芸術的と思えるほど。
 非常に完成度の高いパズルを楽しませてもらえて、とても満足のゆく時間を過ごすことができた。軽い気持ちで購入した作品であったが、ここまで楽しませてもらえたのは予想外であり、こういうことがあるから同人ゲームは止められないのである。


氷室 万寿 |MAIL
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