雪さんすきすき日記
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2015年01月28日(水) 「ワタシハジカンヲトメル」のこと

 2月は忙しくなりそうなので、今のうちに遊んでおこう。

 「永夜抄」EX結界組、今日も12枚。フェニックスとフジヤマ落ち。フェニックスはとにかく隙間の多い場所を渡り歩くよう心がけないと。フジヤマは開幕が重要なのだが、ここで後手に回ってそのまま追い詰められるということを繰り返しているので、何とかしないと。

 「ワタシハジカンヲトメル」(神奈川電子技術研究所)を開始。
 侵略者のカイジュウに対し、時間を止める能力を持ったロボットを開発した人類。かくして、カイジュウと人類との戦いが幕を開ける。
 この作品は、時間を止める能力を持ったロボットを操作してカイジュウを倒していく固定画面の全方位STG。操作はFPS操作系で、WASDで移動のEで時間停止。マウスで照準を操作し、左右のクリックでそれぞれの腕に装備した武器を使用する。出現するカイジュウを全て倒すのが目的で、全50面+ボス戦3面構成。
 この作品の特徴である時間の停止を行うと、自分以外の全てが静止する。敵や敵弾も静止するので、この状態にすれば回避が容易になる。しかし、時間停止の真髄はむしろ攻撃の方にある。時間が停止した状態で攻撃を行うと弾はその場に停止したままとなり、この状態で時間停止を解除すると止まっていた弾が一斉に敵に襲い掛かる。さらに、時間停止中もリロードはされるので、連射の効かない武器でも時間停止を活用することでまとまった攻撃が可能となる。時間停止中は自機の体力を兼ねたエネルギーゲージを消費するが、敵をまとめて倒すとエネルギーゲージを回復させるエネルギーボールが出現するので、多少時間停止が長くなっても、その分敵をまとめて倒すことができれば消費したエネルギーは十分に回収できる。おびただしい数で攻めてくるカイジュウに対して真正面から立ち向かうのは多勢に無勢であり、積極的に時間停止を活用していくのが攻略の上で重要となる。
 各面とも3体のシーパンドンという特別な敵が登場。この敵を倒すと攫われた博士を救出できる。博士を助け出した数によって使用できる武器が増えたり、ボス戦に挑戦することが可能となる。特に、強力な武器は博士を沢山救出しないとなかなか使用できないので、博士の救出は最優先事項ともいえる。

 ゲーム内容は「ほむほむがドンパチすることになった場合」とかなり近い。時間停止のシステムや扱う武器の種類はほぼ同じであり、時間停止からの一斉射撃で大量の敵を殲滅という痛快さも変わらず。ただし、今作は自機がすべるように動き、速度が速く慣性もつくので、操作感覚は全く異なる。自機の移動が機敏になったので時間停止を併用しての立ち回りがより大胆にできるようになった一方で、動きに慣性が付くので細かい弾避けは難しくなっており、ゲームの印象はかなり違ったものとなっている。あと、障害物が登場したことで、使用する武器の選択肢も広がった感じがする。
 また、SpriteStudioというツールを使用したアニメーションも特徴の1つ。夏コミのときに聞いた感じでは、アニメーション作成を効率的に行えるツールのようで、その機能のおかげか自機も敵も非常に滑らかな動きをする。キャラクターデザインは「ゾンビ連続殺人事件」や「僕は森世界の神になる」も手がけた2gさん。今作でも不気味さの中にどこか可愛らしさを感じさせる独特のキャラクターが多数登場し、SpriteStudioによるアニメーションで中々に愛嬌のある動きを見せてくれるのが面白い。
 操作がFPS操作系なのは全方位STGでは適切だとは思うが、できればパッドにも対応して欲しかったというのが正直なところ。アナログパッドであれば、親指で移動を行い、時間停止は人差し指や中指のボタンで対応できるであろうかと。なお、私はJoy to Keyを使ってジョイスティックで操作しており、一番近いボタンを親指で押している。あと、BGMや効果音の音量も調整できれば嬉しかった。

 「ほむほむがドンパチすることになった場合」の単純な焼き直しではなく(神電研がそのような作品を出すはずもないが)、このシステムをさらに活用できるよういろいろと変更点が加えられているのが好印象。完成度が高められて、時間停止からの逆転劇がより楽しくなったという印象を受けた。
 今日は一気に45面までクリアして、ボスも2体破壊。雑魚戦はスーパークラッカーが威力、攻撃範囲共に非常に強力で、とりあえず投げておけば敵を多数巻き込んでエネルギーボールが大量に出現。リロード時間が長いのが欠点だが、そこは時間停止で補えば問題無い。一方のボス戦は、エネルギーの回復が頻繁に行えないので、それなりに弾避けが要求される様子。


氷室 万寿 |MAIL
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