雪さんすきすき日記
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| 2014年07月23日(水) |
「星追いの巫女」のこと |
朝、何となく同人ソフトのニュースサイトの右顧左眄を眺めていたら、ノンリニアの新作「星追いの巫女」の情報が目に留まった。あれ、C86では「ゆりかごのそら」はまだ完成しないのかと思いつつ、動画も貼られていたので見てみることに。
なにこれ、無茶苦茶楽しそう!TPS視点で迷宮を突破する3Dジャンプアクションなのだが、全方位重力アクションと銘打ってあるこの作品は、重力のある壁に近づくとそこが床になるのが最大の特徴。壁だったところが床になり、床だったところが天井にもなるとめまぐるしく変わる地形を、飛んで跳ねて次々と足場を変えて突破していくプレイヤーキャラの躍動感溢れる動きに一目惚れ。迷宮内にはカタパルトやら一方通行やら仕掛けも豊富に取り揃えてありパズル要素も高そうで、一方で敵との戦闘はロックオンや回避行動を活用してのTPSシューティングアクションとアクション要素も高そう。ここにきて遂にC86の注目作品が現れたかと、期待に胸を膨らませながら出社。
帰宅後、早速公式サイトで公開されている体験版をプレイ。 主人公のキネトは村に伝わる「星追いの儀」の巫女に選ばれた少女。儀式といっても形式的なはずだったが、祝詞の最後に読み上げる星の名前を忘れてしまう。混乱して空を見上げた次の瞬間、キネトは星の迷宮に飛ばされていたという物語で始まる。 操作は移動にショットジャンプ、視点移動に視点固定。アナログスティックが適しているが、TPSをプレイしたことがあればすんなりと馴染めるかと。 迷宮は立方体をつなげたような構成で、迷宮内のどこかにある出口に向かうのが目的。迷宮の中には重力の働く壁があり、そこに近づくことでその壁に立つことができる。これを活用することで、ジャンプでは届かない高い場所に”落下”したり、床にある罠を”天井を”歩いて回避したりと、常識を覆すような移動が可能となる。また、迷宮内には一方通行の水流や遠距離に飛ばされるカタパルトなど多彩な仕掛けも用意してあり、パズル要素を高めている。 迷宮内には敵も存在し、全滅させないと先に進めないような場所も登場。自機の前面に照準があり、視点固定で照準を敵に固定することでロックオン攻撃ができる。また、敵の攻撃は当たる寸前(といってもかなり余裕はある)でジャンプすることで回避可能。パズル要素だけでなくアクション要素もしっかりしており、盛り沢山な内容である。 1つの迷宮は全部で12面から構成(12星座だから?)。最後の面には星座を模したボスも登場し、倒すことで星の名前を思い出して無事星追いの儀が終わるという流れとなる。
体験版では本編の迷宮が2つと、挑戦的な面が8面プレイできる。本編の迷宮は最初はチュートリアルでシステムの説明が大半であり、2つめの迷宮からが本番。さまざまな方位に重力が働く中では、ゴールへの道程に想像を超える意外性もあり、それが楽しすぎてプレイ中はずっと頬が緩みっぱなしであった。 敵との戦闘は照準の合わせ方とジャンプ回避に若干の慣れが必要。特に照準は常に自機の前に位置するので、敵に合わせる場合には一度敵に向かわなければならない。また、複数敵がいた場合の切り替えも癖が強い。ジャンプ回避は判定にかなり余裕を持たせてあるので、ある程度感覚的な操作でも出すことはできるかと。敵との戦闘は足止め的な意味合いが強そうなので、移動のテンポを損ねないかが若干不安要素ではある。 重力の方向が変化することによる奔放で奇想天外な動きが大いなる魅力を放ち、パズル要素もアクション要素も高く、私の心を大いに高鳴らせる作品であった。完成版に期待するなという方が無理である。
本編はタイムアタック要素が高く、パズル要素は挑戦面で特に顕著であった。挑戦面はなかなか手強かったが、全面S達成。

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