雪さんすきすき日記
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2014年07月08日(火) 「CroixleurΣ」のこと

 今日は自動車保険の更新。会社の団体保険に入っているので割引が効くのだが、今年は割引率が増えたにも関わらず、同じ内容だと保険額が上昇するという奇妙な事態に。実は、私も乗っている軽自動車がその原因。最近の軽自動車はリッターカーよりも車体金額が高額なのも珍しくなく、それでいて事故に遭うと車体が脆いため、結果的に普通自動車よりも修理金額が高くなってしまうことが増えてきた。それが車両保険支払額の高騰に繋がり、保険金額の上昇に至ってしまったとのこと。
 ただ、少なくとも最初の車検までは車両保険は続けておきたいので車両保険は継続。そして、保険会社の人が勧めてくれたプランに変更。内容は、事故時の一時金を無くして、その代わりに無過失のときに保険を使用しても等級が下がらない特約を追加したもの。これは、例えば事故の相手が任意保険に入っていなかった場合など、相手に支払い能力が無く仕方なく車両の修理に保険を使用したとしても、等級が維持できるというもの。何でも、茨城県の任意保険加入率は75%とのことで、それなら必要だと判断した次第。正に、時勢が作り出した特約である。
 年間の保険料は3,000円弱上がってしまったが、まあこの特約の内容なら許容範囲である。

 「CroixleurΣ」(souvenir circ.)を本格的に開始。2010年に同サークルが発表した「Croixleur」(以下、前作)を、内容を強化して作り直したものである。

 物語やキャラなど、基本的な設定は前作と同じ。女王により統治されるイランスにて続く貴族と騎士の対立。王立ヴェルナル魔法騎士学園における貴族派の学生寮「ベシェ」と騎士派の学生寮「シェルタ」の対立はその縮図ともいえた。主人公ルクレチア・ヴィスコンティ(ルーク)はベシェの代表として、同じくシェルタの代表フランチェスカ・ストラーロ(フラン)と共に「ニトの塔」に赴く。ここで行われる最終試練「共闘試練」を受けるために。

 ゲームの目的は、制限時間内にニトの塔を登りきり共闘試練を完遂すること。塔の各階は円形の闘技場となっており、そこに登場する魔法生物を全て倒すことで出口が出現して次の階に行くことができる。一定階層ごとにボス級の敵が出現し、経過時間によってはイベントも発生する。
 自機の操作は攻撃、ジャンプ、ダッシュ、必殺技、無敵必殺技。自機の攻撃は全て剣で行い、ジャンプしながら攻撃で空中の敵にも攻撃できる。そして、ダッシュはこの作品で最も重要な操作。高速移動で敵との距離を一気に縮める動作は地上でも空中でも行うことができる上に、MPが尽きるまで連続してダッシュ可能。制限時間制のこの作品において時間短縮に必須であると共に、この作品がハイスピード3Dアクションを冠する由縁にもなっている。
 また、自機は4種類の魔法剣を所持して試験に挑むのだが、各剣には突進や全方位攻撃など必殺技が備わっている。こちらもMPを消費して使用するのだが、地上専用や空中専用の技もあり、組み合わせによっては連続して出すことも可能。隙は大きいが攻撃力や攻撃範囲は通常攻撃よりも強力で、この組み合わせが攻略に大きな影響を及ぼす。なお、必殺技は必殺技ボタンと各剣に対応したボタンの同時押しで出すが、どれか1つの剣のボタンで連続技を入力し続けても繋がる技を自動的に出してくれる補助機能がある(とても助かる)。無敵必殺技は無敵で回転斬りを行うもの。回数制限はあるが、一方的に多段攻撃ができるので、大型の敵をひるませるのに特に有効である。
 ゲームモードは、物語に沿って進むストーリーの他に、一定時間内で稼いだスコアを競うスコアアタック、体力が無くなるまで続くサバイバル、課題をクリアしていくチャレンジがある。

 基本的な内容は前作と同じということで、地上だろうが空中だろうがダッシュによる俊敏な動作で間合いを一気につめて敵を倒し続ける緊迫感と疾走感、多彩で派手な必殺技により敵を蹴散らす痛快さ、そして可愛い女の子が大振りの剣を豪快に振り回すという格差が生み出す魅力は健在。久しぶりにプレイしたが、面白さは変わらぬところにこのシステムの完成度の高さを再認識。
 「Σ」になっての変更点は、高解像度への対応、使用キャラの追加、チャレンジモードの追加、スコアシステムの強化、経験値による武器強化の導入、実績項目の増加等が挙げられる。高解像度に対応したことでグラフィックや演出効果はより見栄えが良くなったのに加えて、視野が広がったことで敵位置の把握が容易になったのも嬉しいところ。使用キャラの追加はもちろんフランのことで、ルークとは違った視点で物語を追うことができる。実績は前作より遥かに項目が増えて、挑戦し甲斐がかなり増したかと。
 あと、音声が格段に増えた。オープニングやエンディング、幕間のデモで全ての台詞を喋るようになったのに加えて、ゲーム中もコンボが繋がったり大型の敵が登場するなどの場面で様々な台詞を喋るようにもなったが、これがなかなか賑やかで楽しい。また、曲調が前作に比べて全体的に勇ましくなっているような気がする。

 前作はジョイスティックでプレイしたのだが、やはりアナログパッド向けの操作系ということで今回はアナログパッドでプレイ。おかげで、操作に慣れるまで前作のような機敏が動きができずに気をもむこともあったが、何とかそれなりの動きはできるようになった。攻略は前作どおりなので、ストーリーは数回のプレイで剣を全部集め、10分以内でフランを倒してクリア達成。後はフランでストーリーをクリアするのは必須として、実績をどこまで埋めようかと。

 いろいろあって、「輝針城」はお休み。あしたからがんばる。


氷室 万寿 |MAIL
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