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2012年08月31日(金) 「東方魔弾斬」のこと

 「東方魔弾斬」(INSIDE SYSTEM)を開始。

 物語的には前作「東方幻弾章」の続編で、見覚えの無い世界に飛ばされて相変わらず記憶の戻らない霊夢が、記憶を取り戻すために再度この世界を彷徨うアクションゲーム。前作ではフランがもう1人のプレイヤーキャラだったが、今作では魔理沙となっている。
 内容も前作を踏襲した横スクロールアクションだが、今作は魔剣による近接攻撃が主体。そして、この魔剣に関する様々なシステムが特徴となっている。
 まず、魔剣は攻撃以外の動作によりリアクトゲージと呼ばれるゲージが溜まる。そして、このゲージの割合がそのまま次の攻撃における攻撃力となる。ゲージが100%溜まっていれば本来の攻撃力が発揮できるが、十分に溜まっていないうちに攻撃すると攻撃力は低下してしまう。なにも考えずに連打しても、雀の涙ほどのダメージしか与えられないのである。そして、攻撃が当たると、リアクトゲージがチェインゲージに変化。今度はゲージが減少していき、ゲージがある間はコンボをつなげることができる。すなわち、一撃を溜めてそこからコンボを繋げることで効果的にダメージを与えられるという仕組みである。さらに、コンボ数が増えると攻撃力に補正がかかるようになっている。
 敵を倒すと、これまた前作同様パワーアップの元になるトレースを入手。パワーアップは魔剣開放という形で行い、開放した時点で溜まったパワーアップゲージの効果が全て得られる。この点は選択式の前作とは大きな違いである。そして、開放した時点から溜めたトレースが減少していき、トレースが無くなるかダメージを受ける、あるいは手動で開放を解除することでパワーアップが終了する。また、魔剣開放時は、リアクトゲージが常に100%&の状態なので、通常よりもさらにダメージを与えることができる。魔剣開放中も敵を倒してトレースを入手すればパワーアップの時間が延長されるので、上昇した攻撃力で積極的に攻めていけばより長い間パワーアップの恩恵を得ることができる。ただし、トレースがなくなってしまうと残り体力にかかわらず一発でミスをする状態になるので、開放中はトレースの残量には気を配らなければならない。また、パワーアップゲージが全て溜まった状態で魔剣を開放すると、キャラに応じた高威力の攻撃ができる。
 面の最後にはボスが登場。これも前作同様一緒に飛ばされてきた東方キャラ達である。ボスにはコンボ可能な回数が設定されていて、決められた数のコンボしか入れることができない。ただし、コンボを入れている最中に魔剣を解放すると一定数のコンボ可能回数が回復してより多くの攻撃を叩き込むことができるようになる。

 リアクトゲージが溜まるのは結構時間がかかるので、トレースがある程度溜まったら魔剣を開放してリアクトゲージ全開の状態で進んだ方が、パワーアップの助けもあって遥かに手っ取り早く進めるのだが、手早く敵を倒してトレースを稼ぎつつ、ダメージを受けて魔剣開放が解除されないように注意もしなければならない。この、大胆かつ繊細な操作を要求されるのがこのシステムの面白さかと。また、ボス戦ではより多くのコンボを入れるために解放と解除を効果的な時点を狙って頻繁に繰り返すこととなり、せわしない操作も中々に楽しいものがある。ただ、自キャラが動きながら攻撃を出しても攻撃判定は出した場所から動かないので、移動しながら攻撃すると前方への攻撃範囲が狭くなり、攻撃を当てたつもりが当たってなくて体当たりをしてしまうことが頻繁に起きたのが気になった。このため、攻撃するときには一旦止まって十分な攻撃範囲を確保してからとなってしまい、魔剣開放時の積極的な攻めの流れに水を差すような気がしてならなかった。

 前作に比べてグラフィックや楽曲など演出面は大幅に強化。前作に登場した敵の再登場も見受けられるが、その変化の度合いから進歩のほどが伺える。楽曲も、フリー音源がほとんどだった前作に対して、本家のアレンジが大幅に増加している。

 Normalに相当すると思われる裂傷でプレイしているが、システム的にも調整的にも前作よりも攻めていけるので勢いに任せて攻略も進んでいった。ただ、ラスボスだけは今日の時点ではどうにもならなかった。結構運も絡むが、何とか勝率を上げる手段を見出したいところ。


氷室 万寿 |MAIL
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