雪さんすきすき日記
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| 2011年02月05日(土) |
「QUALIA3」のこと |
珍しく午前中に起床。しかし、それは会社に行くためであった。 帰ってからは風邪薬飲んで夕方まで寝てた。
「QUALIA3」(神奈川電子技術研究所)を開始。 セルオートマトンモデルで描かれたメッシュの海で繰り広げられる、微生物の生存競争を模した作品もこれで3作目。ボムなどの動作によって背景のメッシュを波立たせ、それを敵にぶつけることでダメージを与えて倒していくという基本的な内容は変わらないが、今作はマルチエージェントシステムにより敵が連携をして攻めてくるのが特徴。前作までは敵はその種類ごとに形状が決まっており、ほとんどが単体か、あるいは数個の敵が連なった程度のものである。いわば、しかし、今作では指令塔となるカク、体を形成するボディ、腕を形成するハンド、攻撃をするキャノンと、分化した4種類の敵が組み合わさることで群体を形成し、互いに通信しあうことで1つの個体のようにまとまって動くのである。群体の制御がシステムで行われているので、カクを壊すことでキャノンの攻撃が停止したり、ある群体から分離した敵が別の群体に取り込まれてその一部として活動を再開するなど、行動の自由度が高く動きも自然で、今までのシリーズとは一線を画した非常に凝った動きを見せてくれる。見た目も今までは単細胞生物的な印象だったのが多細胞生物の様になり、大きな進化が感じられた。初代のセルオートマトンによるメッシュの動きを見たときも感動したが、このマルチエージェントシステムもまたさすが神電研と唸らせるものがある。 あと、前作は自機の進化の過程により攻撃の種類が変わったが、今作では頭、翼、体の3種類の部位を組み合わせることで、攻撃の方法や体力、移動速度などを変えることができる。攻撃内容は前作を引き継いだものが多いようだが、それを自由に組み合わせることができるのが新しいところである。組み合わせによって外観も大きく変わるので、様々な生物が生まれるのが楽しい。 ただし、この部位を入手するには、敵を倒すことで得られるエナジーが必要。これは、初代のシステムを継承しており、思わず懐かしくなってしまった。しかし、ゲーム中で入手できるエナジーに比べて、各部位を入手するのに必要なエナジーはかなり高い。そこで出てくるのがトロフィーシステム。所謂実績だが、これを達成することで大量のエナジーを入手することができる。とはいえ、部位を全て入手するとなると、やはり相当稼がなければならないようではあるが…。部位の中には、入手できるエナジーが2倍になるというのもあるので(これがまた高いのだが)、そういうのを活用して効率よく稼ぐしかなさそうである。 技術的に凄くても面白くなければゲームではないのだが、波をぶつけて敵を倒すという基本的な面白さは今作でも健在。敵が群体を組んでいるので数も多くなっており今までよりも敵を倒したときの手応えが大きくなっている。あとはやはり一貫して微生物を題材にした作風が好印象。敵の中にイカダモみたいなのがいたり、ボスも相変わらず微生物好きな私の琴線に触れる形状が多く、このシリーズは本当に期待を裏切らないものがある。
とりあえず、6面までクリア。その場で爆発を起こすDragonfly Headを入手したら道中は非常に楽に進むことができるようになったが、ボスが長期戦になるので今一つバランスが悪い。他の部位を入手するにも、楽に取れそうな実績はそこそこ達成してしまったのでエナジーを稼ぐのが大変である。
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