掛川奮闘記

2007年05月22日(火) 070522_LEDが日本の省エネを変える!?




 仕事関係の知人から、「ちょっと見てみてくださいよ」と言われたのが、LEDを使った照明器具。

 LEDとは、発光ダイオードと呼ばれる電子素子で、「Light Emitting Diode」の頭文字を取って、エル・イー・ディーと呼ばれています。

 LEDの特徴は、消費電力がこれまでの白熱電球や蛍光灯に比べて圧倒的に少なく、しかも長寿命だということです。

 普通の電球や蛍光灯は、おおよそ5千時間が寿命であるのに対して、LEDは4万時間は持つと言いますから、その差は歴然です。

 最近では市内の交通信号が、電球からLEDを使ったものにどんどん変わっていることに気づいている方も多いことと思います。

 さて、LEDの特徴は、省エネで一個あたりの光は小さいのですが、光があまり拡散せずに非常に指向性が強いと言うこと。

 そのため、数を多く集めて大きな塊にして使うと有効なわけで、交通信号も一つの色に約280個のLEDを用いているそうですよ。

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 さて、省エネで長寿命と良いことばかりのようですが、実は光源の指向性が強いために、遠くの信号は良いとしても、手元や家の照明などに使おうとするとLEDの数だけ灯りが強いところが出てしまうと言うのが難点でした。

 そこを今日お会したM社の方は、LEDの光を反射させて、明るさを分散・拡散させるということを思いついたのだそう。

 そうやって工夫してつくったのがこのリフレクターと呼ばれる反射板です。

 確かにLEDにこれを装着して電気をつけてみると、蛍光灯のような白色で、しかもちらつかず、明るさにムラのない照明になっています。

 持ってこられたデモ用のパソコンライトは、USB端子からの非常に少ない電力でも、5つのLEDとリフレクターを使って、手元をしっかりと見ることができます。

 同じくデモ用のスタンドの明かりは、大体20〜30Wくらいの蛍光灯の明るさに相当すると感じましたが、消費電力はなんとたったの4Wなのだとか!
 

 もう残業のときに、天井の灯りをこうこうとつける必要がなくなるかも知れません。

 つまり、世の中の照明器具がこれに変わると、日本の照明のための電力使用量が1/5になるという、大変な省エネ製品になる可能性があるのです。

 京都議定書で約束した日本の二酸化炭素削減への動きは遅々として進みませんが、こうしたドラスティックな技術革新が起こると、一気にそれも可能になるかも知れませんね。

 環境に関心のある方なら見逃せないはず。

 発光ダイオードというハイテク技術だけでなく、それを反射板で照明として使いやすくするというアイディアは対したものです。さすがは日本人。

 省エネに革命が起きるかも知れませんよ。 


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こままさ