掛川奮闘記

2006年07月21日(金) 060721_観光情報の下請け

 今日もまた夜は二件の飲み会です。どうも寒くてビールが進みませんねえ。

【観光で出来る事】
 職場の観光関係者と、外部で観光を担っている組織の方との懇談会を行いました。

 お互いの認識は、北海道観光全体をなんとか束ねて一元化したいということで一致しました。しかし自分たちが行うというのはどうも僭越だという、もどかしい状況でもあるのです。

 北海道観光でよく言われることは、北海道へ観光旅行に来ようと思って情報を収集するのは今やインターネットであって、ホームページをしっかりと充実させなくてはならない、ということです。

 しかしながらその際には、北海道観光ならば必ずここを見るべき、という入り口となるホームページが必要だと言われながら、この点もまだ不十分なのです。

 それぞれの観光地では独自に立派なガイドホームページが作られているのですが、探す側がそれらを一つ一つ丹念に検索して行かないとたどり着かないというような状態では、観光情報を集める段階でもう疲れ果ててしまう事にもなりかねません。

 このような入り口となるサイトの事をポータルサイトと言いますが、北海道観光のポータルサイトとなると、一時に作り上げるだけではなく、提供する内容を常にメンテナンスして最新で魅力を維持しなくてはならないのです。

 さらにはこれからの来道ターゲットとして中国や韓国を考えると、提供する言語だって中・韓対応が必要になる事でしょう。

 話をしていて、日本語の記事はブログのように、提供したい側から送り込んでもらえるようなビジネスモデルが必要だという方向に話が及びました。

 また、このホットなネタを中・韓に訳すのには、ネット上で配信して中国や韓国で安く訳してもらうということも考えられます。

 日本でも多くの品物が中国で精算される事で格安な価格を実現していますが、この日本語の翻訳という技術料も中国本土へ下請けに出して格安で行えないか、という発想なのですがいかがなものでしょうか。

 私自身は現実的にお金がない中で中身を供給しようと思えば、安い下請けを上手に利用する事は悪くない、と思うのですが、話し合いのなかでも一部の方からは「分かる、分かるんだけど…、それでいいのかなあとも思うよね」という意見が出ました。

 経済効果として地域にお金が落ちないような構図を、資金不足という現実から認めるのか、それともやはり費用は高くとも地域の人材や地域経済を上手に活用する事がよいのかはなかなか難しい判断です。

 品物だけではなく、既にコンピューターソフトの世界では中国での下請けは今や常識化しています。優秀な中国の技術者は日本語を理解する人だって決して少なくはありません。

 それだけ日本人が日本語という世界に甘んじていて、世界からどんどん追いつかれているということに危機感を感じなくてはならないのかも知れません。

 コンテンツの中国下請けというのは極めて現実感を伴う話なのです。


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こままさ