| 2006年06月03日(土) |
060603_次代のリーダー集合〜富士会議に出席する |
今日は朝から伊豆の天城へと向かいました。どんな人たちと会えるのかが楽しみなのです。いざレッツゴー!
【いざ富士会議へ】 今日から二日間にわたって、伊豆半島の天城で「富士会議」に参加するのです。
この富士会議は、某外資系大手IT企業の主催によるもので、30代から40代までの次の時代のリーダーになりうる人材を一堂に集めて、年々に変わるテーマで意見交換をし、その時間を通じて互いが知り合いになって行く、出会いの化学反応を期待しているというものです。
私自身は、昨年まで掛川から参加していたHさんという先進的農業経営者が年齢によってこの会議を卒業するというので、その紹介を受けて一応の審査にも合格して今年から参加させてもらったのでした。
今回は全部で45名で、そのうち11名が今年からの参加という状況でしたが、参加者の名簿を見ると、なるほどそうそうたる人たちがいて、気後れしそうです。
オリンピックの金メダリストがいたり、若い某県の県知事さんもいます。マスコミの方から若手官僚、有名大学の教授、会社の社長さん、若手起業家、大手企業のエリート…などなどで、これだけの多士済々に同じ場所で一気に会える機会というのはそう多くはないでしょうから、せいぜい友人、知人を増やしたいと気持ちが高ぶってきました。
伊豆急の伊東駅に集合して、そこからは主催者のバスで研修所までの移動ですが、バスの中でももう名刺交換と挨拶が始まりました。なにしろ皆さんここで知人を増やす事を目的にしている方達ばかりなのですから話が早いわけです。
研修所はちょっとしたホテル並みの施設で、伊豆ですからもちろん温泉付き。それに公務員以外は基本的には会社からの招待という形なのでおもてなしも一流です。公務員の場合は倫理法があるので一定額が追って請求されてくるのですが、こんな人たちとならいくら払っても良い、という感じです。
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昼食後のオリエンテーションと今回のテーマの趣旨説明を終えたところでまずは話題提供的に基調講演をいただきました。今日の講師はなんと国際文化研究センターの川勝平太先生でした。
先生も交えた席で新人参加者の自己紹介がありましたが、川勝先生も私がいたのに驚いたようで、一瞬目があって微笑んでくれたのは嬉しかったです。
今回のこの会議のテーマは「日本(にっぽん)の品格」ということで、川勝先生からはそのお題に沿った形でご講演をいただきました。
まず話題は明治期の先人達の苦労談から。「福沢諭吉は、国家の独立は一心の独立にあり、一心の独立は学問にあり、として学問のススメを書きました。この学問のススメには日本中が共感をしたんですねぇ、丁度藤原さんの『国家の品格』と同じかも知れませんね」
「社会が中世から成熟してくる過程で、世の中の価値観は真偽→善悪と移ってきましたがそろそろこれが『美しいか美しくないか』ということに映ってくるのだと思っているのです」
「現代が少子化で大変だ、と言いますが、実は日本はこれまで過去二回人口が増えない時代を経験しているんです。それは平安時代と江戸時代です。一見世の中の戦乱が終わりを告げて平和と安定の時代になったようですが、実はそのときというのは女性が意見をどうどうと言える時代だったのです。現代も女性の意志が働いて少子化になっていると思いますが、女性の意志が働きつつ子育てが出来るような社会にしなくてはならないと思います」とは歴史学者的な少子化の分析です。
「品格でいうと、明治革命は小競り合いはあったものの実質的には無血革命でした。あれだけの体制の変革を内戦にせずに同胞の血を流すことなく成し遂げたというのは、ひとえに武士に倫理観があったからだと言えるでしょう。17世紀にそれまでの『武人』が『武士』になりました。そこから生まれた倫理性に品格を感じませんか」
先生の話は面白すぎて、ブログのネタにするととても書ききれません。良い話と刺激的な参加者達の経験や思いの数々。
質の高い意見交換の続きはまた明日 … (つづく)
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