| 2003年06月26日(木) |
030626_耐震診断士懇談会 |
【老人会お楽しみ会】 朝から、N地区の老人お楽しみ会に出席する。お年寄り達に楽しいお話をして下さい、って私は芸人じゃないんだけど…。
それでも、朝一番にレジメを作成して持ち込む。なにしろ与えられた時間は一時間半である!普通の講話よりもかなり長い時間である。こう長いと特に、レジメがあると時間調整をするのに便利なのだ。
今回のお話は、市政の課題として合併問題、次に50周年記念の話、呼吸の健康法、そして神様のおはなしの四つである。
合併では、一市二町の合併協議会が二回開かれて、合併の方式は「新設合併」と決まったこと。次回に合併の期日を議論することになっているが、新設合併となると合併の日でもって自動的に市長、助役、収入役、教育長の特別職は自動的に失職すること、などをお話。
つまり、合併の日でもって助役の私もお役ご免なのだが、合併の日は、次回の協議会で決まるが、平成17年1月〜3月の可能性が高い。
私の在任もあと一年半なのである。
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神様の話で盛り上がる。さすがに地方都市では神社が重要な位置を占める。神事の中身を案外日本人が知らないでいる。
神事の話を一通り説明したら、皆さん結構納得していた。分かって頂けましたでしょうか?
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そんなこんなで、なんとか一時間半の講話を終えました。聴衆は20人くらい。お年寄りを楽しませるのは功徳ですなあ。
【耐震診断士打ち合わせ】 市内で家屋の耐震診断業務を行ってくださっている、建築士の皆さん達と懇談をする。我が県ではTOUKAI-0(東海:倒壊ゼロ)というプロジェクトで、地震時の家屋の倒壊を防ごうという施策が行われている。
しかし実際のところ、補助事業や診断制度がどの程度使われているのかや、制度への感想を聴きたくて、お招きをしたのである。
プロジェクトTOUKAI−0は、以下のようになっている。
※1.まず自分で診断してみる。 これは、今住んでいる家が木造で、昭和56年5月以前に建築した場合は、大きな地震に耐えられるかどうかを自分で調べてみることである。
この作業は、市町村、県行政センター、土木事務所で入手できる「わが家の耐震診断調査票」があればより簡単にできる。 ※2.次に専門家の無料診断を受けてみる。これは、自分で診断した結果、「専門家の診断を要する」となった場合、調査票を市町村に提出して、【無料の】専門家診断が受けられるというものである。
市町村が専門家(※静岡県耐震診断補強相談士)を派遣し、精密な診断を行います。後日、相談士が診断結果の報告に伺い、補強の方法や費用などを説明し、相談にも応じてくれる。
ただし、民間の無料耐震診断とは違い営業活動は一切行いません。 ※3.補強が必要と判断されたらどうするか。この場合は、早めに対応することが必要。補強工事を行うことに決めたら、建築士などに依頼して、「補強計画」を作成してもらうと良い。建築士は市に名簿がある。 ※4.工事を行うには助成制度を活用しよう。専門家により総合評点0.7未満で「倒壊または大破壊の危険がある」と判定された木造住宅で昭和56年5月以前に建築されたものには、助成制度などが利用できる。
家全体を総合評点1.0以上「一応安全」にする耐震補強工事を行う場合には、1棟につき30万円を上限に市町村から補助金が出る。また、新築住宅に建て替える場合には、低利な融資が受けられる県個人住宅建設資金「TOUKAI―0型」が利用できる、ということになっているのだ。
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…とまあ、制度上はこうなっているのだが、実際にはなかなかそううまくは行かないらしい。
まずは自分で診断するのが結構面倒くさい(^-^;)。次に、建築士が診断してくれて補強計画を策定してくれても、実際に耐震工事まで行うことは稀だという。
それは、耐震工事には大きなお金がかかるからである。30万円の補助があるとはいえ、これは家全体を総合評点で1以上にしなくてはならず、そこまですると大抵は150万円〜300万円もかかるのだという。
「こんなにかかりますけど…」という見積もりを出すと、大抵の施主は「それじゃあ、リフォームだけで…」という風にリフォームでお茶を濁して終わってしまうのだという。
そもそも、わが市には地盤が悪いことが多くて、その地盤の悪さの係数を最初に掛けると、家全体の総合評価を1にするためには、家全体を壁で覆わないといけないような計画になってしまい、現在の住まいからはかなり変わってしまう結果になり、施主はそこまでは踏ん切りがつかないことが多いのだ。
建築士の皆さんからは、「家全体の総合評価ではなくて、寝る一室だけの評価を1にすることで30万円の補助が出るならばもっと実施する人も増えると思うんだけどなあ…」という感想。
それと、「テレビの『ビフォー・○フター』という番組を見て、多くの人がリフォームに過剰な期待をすることが多いんですよ。見てると耐震上どうかな、という施工もあって…」だそうである。
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それでも我が県は耐震については建築指導が比較的行き届いていると言うことで、東京あたりではもっと大ざっぱな対応しかしていないとも言っていた。
いずれにしても、家の耐震性を高めるように再度確認しておくことが大事ですぞ。防災は自助・共助・公助ですからねえ。自分でできることは自分でやりましょう。
【夜の懇談会?】 市から委嘱しているある会議の委員たちが集まって、時間外の会議を行うという。よりによって、夜にカラオケ屋でやる、ということで「来ませんか」というお誘いがあった。
予定が入っていなくて面白そうなので、参加することにした。
メンバーは、やや若い男が三人と女性が二人、ちょっと年上の女性が一人で、私を含めて計7人。若い人たちとのカラオケは久しぶりだったので、若い歌を歌ってストレスを多いに発散した。
皆さん元気があって良いですねえ。私もあやかって元気を取り戻しましたよ。はっはっはー♪
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