店主雑感
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2007年02月03日(土) 信仰について 其の三

 世界中の子供たちにむかって言いたい。
 世界中の大人たちは、誰一人として神様な
どこれっぽっちも信じてはいない。信じてい
たら金輪際できっこない舐めたまねばかりし
ているのを見ればわかる。

 もっとも数千年前に世界中に洪水を起した
神様がおられるというが、それ以降お力をし
めす気配は、どの神様にも絶えてないのだか
ら、少々舐められたところで文句は言えない。
 本当にあったかどうかも怪しい数千年も前
の話だけで誰が震えあがる?

 中でも平気で神の名を口にする連中は、腹
の底から神様なんて信じちゃいない。
 いつか本物の神様(全宇宙の支配者にして、
万物の創造者)と遭遇する可能性を考えれば
何事であれ、神について語れるわけがないの
だから。

 人のものを盗っちゃいけないのは、子供で
も知っている。なのに法律で禁止しているの
は、ばれなければ何をしてもかまわない、と
考える人間が大勢いる証拠である。
 生きている間はばれなくっても、死んでか
らが怖い?それとも何千年も油断させておい
て、最後の審判で全部まとめて地獄へ叩き落
としちゃうの?

 ちゃんと説明できる大人がいたら、ぜひ教
えて欲しいものだ。

 神様について確かなことは、この世の誰に
も答えられっこない。ひとつだけ言えること
は、何もかもお見通しの神様がいることを前
提に、自分の行動を考える能力が人間にはあ
る、ということである。
 これこそが、真に人間が偉大な理由なので
ある。

 全知全能の絶対者が実在するかどうかを考
えるのではなく、全知全能の絶対者が実在す
ると想定し、自己を律することを知るのが人
間の英知なのである。


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