□■ あたしのお教室 ■□
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2004年02月20日(金) ささやかな卒業式

はい、こんにちは。

ほ〜〜っ、公立推薦合格した子、男子3人、卒業!

「せんせ〜。オレ、長かったよなぁ。ここで一番長いのとちゃう?」と言ったのは、マサキ。

「ほんと、ほんと、5年も来てるもんね。
 なんか、あんときは、マサキくん、小動物って感じやったのに、めっちゃ大きくなったし、かっこいいって言われるやろ。じょしに。ひひひ。」あたし

「いや、もう照れるやんっ。そら、いわれんこともないけど。」マサキ

「ヒロキくん、あんたも大きくなったよなぁ。
 背がのびんとか言って気にしとったみたいやけど、ほれ、全然きにすることなかったやろ。」あたし

「ほんまやな、せんせ。」とうれしそうに笑うヒロキくん。

「そいで、一番成長したんが、マサシくんやな。
 はっきり言って、暗い性格やったんが、今はその片鱗もない。」あたし

「ゆうてくれるやんっ、せんせ。
 しかし、確かにオレはあかるーなった。」マサシ

「それに、いちばんおっさんになった。あは、しちれいっ。」あたし

「あはは、確かにオレはおっさんや。このまま社会にでていけそうやし」マサシ

おっさんなんて言ったけど、マサシくんは、ほんまはすごくかっこいい。
どきっとするような表情をする時があるので、おとなっぽいといいたかったんだけど、調子にのるといかんので、おっさん、と言ったのだ。笑。

                 ◇◆◇

さて、ひとしきり、勉強。

最後の15分でお茶会をした。

今日は目の回るような忙しさだったので、仕事前に車をぶっとばして、ミニストップにいって、デザート系を買ってきた。

そんなデザートでも、やつらは、すんごくうれしそうなんだな。
じゃんけんして選ぼうとするわけ。
きゃーきゃー言いながらじゃんけんするのが、なんだか、高校生になる人たちに見えなくて。思わず笑ってしまったよ。

食べ終わって、少し調べものして。

とうとう、時間がきてしまったんだな。。

「じゃ、そろそろ終わりにしようか?」

「・・・・うん、そやな、せんせ。」

お教室のドアの前に3人たって、こっちを見た。

「来るのがしんどいこともあったけど、もう、こられんと思うと、なんか寂しいよなぁ。。」

「ほんまやなぁ。」

「でもな、せんせ、頑張って続けてな。俺んち、妹と弟いて、歳、3つづつ離れているから、あと6年はここ、やめてもろたら困るから。」

「あはは!!了解!それまで頑張るわな。」

大きな声で「せんせ!ありがと!」て言って、みんな、手を振りながらかえっていったよ。

涙は見せなかったけど、実は、ちょっとうるうるしていたんだ。あたし。笑。

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小春せんせ |MAIL