□■ あたしのお教室 ■□
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2004年02月11日(水) 五人卒業!

はい、こんにちは。

今日は受験生の日。
推薦試験を受ける子ばかりなので、小論文の練習をした。
来週の月曜日が受験日なので、今日が、最終となった。

小5から来ている生徒が二人いて、まぁ、あんなに小さかった子たちが、もう立派に髭なんか生やして、背丈は見上げるほどだ。

「せんせ、オレ、3÷6がわからんかったよな。」

「そうやったなぁ。ほんまに成長したわ。」

「ほんまや。あのままやったら、行く高校なかったよなぁ。」

「そやなぁ。頑張って来て良かったなぁ。
 公立推薦してもらえるなんて、思ってもみんかった。
 それも、キミが、ちゃんと生活しとったからやで。
 毎日のまじめの積み重ねが今のキミを作ったわけや。」

「そんなん照れるやんかぁ。」

せんせをしていて、ほんまに良かったなぁと思う一瞬だな。

ここで思い切ってこのお教室を始めて正解だったなぁ。

この地域では、親はほとんど働きにでていて、学校から帰ってくるこどもたちは、ほったらかし状態だった。
どっかの駄菓子屋にいっては万引きしたり、公園の奥のほうで、たばこすったり、ろくなことはしてなかった。

週に1回でも、うちに来て、勉強しながらいろんな話をして帰ったことが、少しでも彼らの心のよりどころになっていたなら、うれしいなぁ。

さて、最近、新入生の申し込みがどさっときた。

10人卒業するので、少し、暇になるかと思っていたら、なんのこたーない。

土曜日まで、ぎっしり詰まった。

あー、4月からも、週休1日(日曜日のみ)

一度にたくさんの生徒をみたら、少しは休みも取れるのだが、あたしは、一度に見るのは5人と決めている。
その方針は変えるつもりはない。

ささやかでも、きちんと教えたい。

よっし、今日も、牡蠣肉エキスとコエンザイムQ10を飲んで寝ることにします!

あは、こういうのに頼るちゅうのが、年よね。

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小春せんせ |MAIL