□■ あたしのお教室 ■□
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はい、こんにちは。
今日は受験生の日。 推薦試験を受ける子ばかりなので、小論文の練習をした。 来週の月曜日が受験日なので、今日が、最終となった。
小5から来ている生徒が二人いて、まぁ、あんなに小さかった子たちが、もう立派に髭なんか生やして、背丈は見上げるほどだ。
「せんせ、オレ、3÷6がわからんかったよな。」
「そうやったなぁ。ほんまに成長したわ。」
「ほんまや。あのままやったら、行く高校なかったよなぁ。」
「そやなぁ。頑張って来て良かったなぁ。 公立推薦してもらえるなんて、思ってもみんかった。 それも、キミが、ちゃんと生活しとったからやで。 毎日のまじめの積み重ねが今のキミを作ったわけや。」
「そんなん照れるやんかぁ。」
せんせをしていて、ほんまに良かったなぁと思う一瞬だな。
ここで思い切ってこのお教室を始めて正解だったなぁ。
この地域では、親はほとんど働きにでていて、学校から帰ってくるこどもたちは、ほったらかし状態だった。 どっかの駄菓子屋にいっては万引きしたり、公園の奥のほうで、たばこすったり、ろくなことはしてなかった。
週に1回でも、うちに来て、勉強しながらいろんな話をして帰ったことが、少しでも彼らの心のよりどころになっていたなら、うれしいなぁ。
さて、最近、新入生の申し込みがどさっときた。
10人卒業するので、少し、暇になるかと思っていたら、なんのこたーない。
土曜日まで、ぎっしり詰まった。
あー、4月からも、週休1日(日曜日のみ)
一度にたくさんの生徒をみたら、少しは休みも取れるのだが、あたしは、一度に見るのは5人と決めている。 その方針は変えるつもりはない。
ささやかでも、きちんと教えたい。
よっし、今日も、牡蠣肉エキスとコエンザイムQ10を飲んで寝ることにします!
あは、こういうのに頼るちゅうのが、年よね。
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