□■ あたしのお教室 ■□
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2004年01月17日(土) 最初の一歩

はい、こんにちは。

雪は思ったより降らなくて、ほっと一安心。

試験が終わった午後3時、兄くんからメールが入る。

1時間後に駅まで迎えに行く。

元気のない顔をしていたらどうしよう。
なんと声をかけたらいいのか。
そんなことを考えながら運転していた。
しかし、まぁ、なるようになるさ、と腹をくくって駅で待つ。
やっぱり、彼と付き合ってきた18年っていうのは無駄に過ごした年月じゃなかったんだなぁ。。
どんな様子をしていても、どかんと受け止めてやれる自信があるのだな。
時間が迫るにつれて、落ち着いていく自分の気持ちが妙にうれしかったりして。

車に乗り込んできた。
どんな表情かな?
うん、わりと落ち着いているみたいだ。

試験のことは何も聞かずに「おつかれさん。今日、晩めし、何にする?」ときくと、いつものように「なんでもいいよ」って答える。

彼が何か言ってきたら答えようと思っていると、ぼつぼつと話をしてくる。

「頑張れ」とか「最善を尽くせ」とか、そういうことは言いたくない。
そんなこと、おかんに言われなくても、十分わかっていることなんだし。

夕めしを二人で食べた。

「今日は、かーさん、夜、仕事するよ。いいね?」
「おー、ぜんぜんかまへんで。」
「そやな。」

一人で乗り切らないといけないことはこれからなんぼでもある。
これは最初の一歩。

さて、明日も朝、早い。
お米を洗って、寝ることにする。

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小春せんせ |MAIL