□■ あたしのお教室 ■□
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はい、こんにちは。
雪は思ったより降らなくて、ほっと一安心。
試験が終わった午後3時、兄くんからメールが入る。
1時間後に駅まで迎えに行く。
元気のない顔をしていたらどうしよう。 なんと声をかけたらいいのか。 そんなことを考えながら運転していた。 しかし、まぁ、なるようになるさ、と腹をくくって駅で待つ。 やっぱり、彼と付き合ってきた18年っていうのは無駄に過ごした年月じゃなかったんだなぁ。。 どんな様子をしていても、どかんと受け止めてやれる自信があるのだな。 時間が迫るにつれて、落ち着いていく自分の気持ちが妙にうれしかったりして。
車に乗り込んできた。 どんな表情かな? うん、わりと落ち着いているみたいだ。
試験のことは何も聞かずに「おつかれさん。今日、晩めし、何にする?」ときくと、いつものように「なんでもいいよ」って答える。
彼が何か言ってきたら答えようと思っていると、ぼつぼつと話をしてくる。
「頑張れ」とか「最善を尽くせ」とか、そういうことは言いたくない。 そんなこと、おかんに言われなくても、十分わかっていることなんだし。
夕めしを二人で食べた。
「今日は、かーさん、夜、仕事するよ。いいね?」 「おー、ぜんぜんかまへんで。」 「そやな。」
一人で乗り切らないといけないことはこれからなんぼでもある。 これは最初の一歩。
さて、明日も朝、早い。 お米を洗って、寝ることにする。
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