□■ あたしのお教室 ■□
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2004年01月02日(金) 兄くんの思い。

はい、こんにちは。

センター試験を2週間後に控えた兄君。
なんだかいつも眠そうにしてて、髪もぼさぼさ。
散髪に連れて行ってやらんと、と思いながら弟くんのことでばたばたしていて、ほったらかしになっている。

先日、買い物に行ったときに、ふと兄君が予想問題集が欲しいと言っていたのを思い出して、書店に行ってそれを買った。
そういえば、数日前に自分の部屋のセラミックヒーターも壊れているっていっていたなぁ。
勉強はあたしのお教室でやっていたみたいだったけど、自分の部屋が寒かったんじゃないのかなぁと気づいて(遅いちゅうのっ)、今流行の扇風機の形をしたハロゲンヒーターも買って帰った。

帰って、兄君に「ほら、これ買ってきたよ。」というと「あっ、それ欲しかった問題集。あっ、そんなかっこいいヒーター買ってくれたん。」ととってもうれしそうだった。

兄君は弟くんにとってもお金がかかっているのを知っていて、負担をかけたらあかんと思って欲しいものも欲しいといわないで我慢していたんだ。
ごめんね。。

留学が一年先だったら、兄君のことに全力投球できるのだけど、重なってしまって、ほんまに体が二つあったらなぁと思うこともたびたびだった。

「Dちゃん、Kくんはもうすぐ出発やからね。
 送り出したら、きみのこと、世話焼くぞ〜。」というと

「いいって、いいって。かーさん、うるさいから。」と笑っていた。

「六日の夜は父さんも合宿でいないから、君ひとりよ。
 大丈夫よね?」と聞くと

「そうかぁ。。かーさんは送りにいくんやもんな。
 オレは大丈夫やで。」と答えた。

もう大きいんだから、全然心配することもないんだけど、長年一緒に暮らしてきた弟くんはいなくなるんだもんなぁ。
きっと色んな思いがあるだろうなぁと思って、次ぎの日は少しでも早く帰ってこようと思った母なのだな。。

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小春せんせ |MAIL