くじら日誌
温かい、紅茶を傍らに。
穏やかで何もない日々だけれど。
せいいっぱい、生きよう。

2003年10月12日(日) 切り裂きジャック

今日の帰りは霧がひどく濃かったんです。
満月を少し過ぎた月がぼんやりと浮かんでいて、
それはさながらロンドンの夜のようでした。
こう、後ろから突然刺されても違和感のないような。
いつもならすぐ近くに見える灯りも全く見えなくて、
普通の道路を走っているのに出口のないトンネルの中を走っているみたいで
この霧を抜けたらどこへ辿り着くのだろう、と
不思議な感覚で霧の中を進んでいました。

久しぶりに今日は仕事が忙しくて忙しくて。
(とは言えわたしはそれほどバタバタしていなかったのですが。
それはわたしがどれほど無能か、ということをよく表しているのではないかと。)
お店全体に活気があってよかったです。
最近は静かすぎて自分自身の声が響いて聞こえるくらいだったから。
ああ、明日も忙しいといいなあ。


流されて生きる毎日。
眠れば必ず朝が来るという安心感。
明日も同じ1日が待っているという日常。
明日がある、ということはとても幸せなんだと思います。
未来がある。希望がある。
そう繋がってゆくから。
でも。
その安心感にもたれかかって、今日を一生懸命生きていないような気がします。
「まあ、明日もあるしね」
面倒なことを先送り先送りにして。
極端な話なのかもしれないけれど、
「死」と隣り合わせの、ある意味極限の状態のほうが
「いま」という時間を力の限り、悔いなきよう生きられるのではないか。
と、思っていたりします。
ただ「生きる」んじゃなくて「生き抜く」って感じでしょうか。



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