観に行きました。
…前評判と期待感が高すぎた。 別に雪のなかで座禅組んでたりトムが和服を自力で着付け出来たり(着方わかんなくてモタモタして欲しかった)とか細かい点はいいんですが、戦う理由みたいなのがいまいちわからなくて。
いや、近代化する社会から追いやられた武士の最後っ屁というのはわかるんですが。そこんとこもっと強調してヨロシク。 何かのために戦うと言うのならその理論を詳しく教えてほしいのです。そうする以外にないという理由を。じゃないと共感できない。 ブシドーの一言で終わらせず私を納得させてくれ。 官軍に少数で突っ込むのもそれ以外に道はないのかと考えるそぶりでも見せてほしい。 単に他人巻き込んだ自殺にしか見えなかったので。 つか、他人巻き込んだ自殺なのか。 自分の生き様アピールするためだけに戦闘に入ったのか。 トムもさぁ、たとえ短い間だったにしても自分が仕込んだ兵を殺させようとするなよ。 結局死んだのは農民出の兵士ばかりではないですか。
どうも、最初の訓練してる場面で官軍側に感情移入しちゃったせいで、勝元の「パーフェクトだ…」に非常にむかつきました。 完璧じゃねっつの!貴様の完璧を演出するために出撃したわけじゃないっつの! 自分のことばっか考えないでさぁ、もっと相手の立場とか思いやろうよ。
勝元一人で腹切りゃよかったんだ。幹部を暗殺するとかさ。 自分の屈辱で救える命もあったことに思いをはせて頂きたい。
私にとっても武士道はファンタジーなのですが、迷いや悩みのない思想ではないと思うのです。迷いのない思想って危険だ。 葛藤し、それでも成すべきとすればその葛藤をも腹にしまって成す。そんなものであって欲しい。
あ、けん(渡辺謙)とひろ(真田広之)かっこよかったです。トムも。 なんか、時代劇のきっちりした髪型見慣れてるせいか、髷の位置が低く感じたのは私だけですか? 一組とり終えたあとのお相撲さんみたいなだらしぃ感じ。日常だからあんなもんなのか。 トムの鎧をひろがチェックするところが良いですよね。 あとボブが最後の最後までボブだったのが笑えた。
|