うわー遅刻だぁ!
「お、遅れまして。」
「どうしたの、今日は」
「サンドマンって知っていますか日本語で言うなら砂男、いわゆる眠りの妖精サミアドのことなんですが。」
「は。」
「夜眠りにつく頃に子供たちの枕もとにやってきてまぶたに砂をかけてゆく。すると砂をかけられた子供たちはとても眠たくなるのですよ。」
「…それが?」
「いやね、最近そのサンドマンが私のところに来るのですよ。それも朝、目覚ましがなった後に。」
「それは二度寝というのではないですかね。」
とかいう言い訳を頭の中でこねつつ慌てて教室の鍵を開けに行くと、一人としてまだ来てやしねぇ。 なんかこれはこれで寂しい気も…。
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