403 Forbidden

2004年06月07日(月)

深夜まで残業していて、ふと思った。
昨日頭痛だと言っていたけれど、
そのまま倒れていたりしたら。
もしもベッドでそのまま、
動かなくなってしまっていたら。

一度頭に擡げてしまった想いは容易に頭から離れず、
離れないということ自体が余計に僕を不安にさせた。
つまらないことだと思っていても、
君の証がログに残ったのを見てどれだけ安心しただろうか。


家に帰ってまた思う。
ネットに残った言葉は発信した本人が死んでも残ってしまう。
それがいいことなのか悪いことなのかわからないけれど、
インターネットの発達が進んでも、まだその問題は解決していない。

時々覗いていたMac関係の情報を扱ったページのオーナーが
癌で亡くなったらしい。その人は最後まで自分は生きて戻るのだと信じて、
プロバイダのパスワードを誰にも伝えてなかったという。
また別のページでは、21歳の女の子が白血病で死ぬ前の日まで書いていた日記の、
その生き様が、彼女の元を離れてなお残っていた。

こうやって毎日日記を書いていることが
生きている証である、なんて意味ありげに言ったりはしないけれど、
せめて生きている間は、毎日書き綴っていくつまらない文章には
責任を取り続けたい、と心に誓う。日記を見るために夜遅くまで起きてるみたいだし、チャットは体に良くないと思ったりするのだけれど、言葉を残せる場所が別に欲しいと思う。メッセは立ち上がってないと残せないし。今度は俺が用意するよ。


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