都合のいい男。

金曜の深夜、チャットにいそしんでいると携帯へ着信。
友人のP姐さんからである。
こんな夜中にめずらしいと思いつつ
その電話をとったのが悲劇の始まりであった。

「あ、やまぴぃ?今ね上野で飲んでるんだ〜〜♪」

はいはい。楽しそうだね?ようござしんた。
酔っぱらいが単に電話してきただけかと思った。

「あんね〜、K(友人/♀/3☆歳)が終電無くなっちゃってさ〜」

あ、そう?じゃ、朝まで飲めば??←以外に冷たい(笑)

「あたしさ〜、明日仕事なんだよね〜〜
 あ、ちょっと待って。今Kに替わるから」

え?ヾ(−−; )ぉぃぉぃ

『あ、やまぴぃ〜〜〜?こんばんわ〜〜♪♪』

・・・・・
この酔っぱらいどもめ(ー"ー )

『終電無くなっちゃったぁ〜〜♪』
(Kは高崎線使用のため終電にはかなり微妙な時間だった)

はいはい・・・京浜東北はまだあるでしょ?
送ったげるから、とりあえず南浦和まで来てくれる?

『え〜〜?南浦和で朝まで飲むの〜〜??』

ちげーーーよ!!!
家まで送ってあげるから・・・とりあえず着いたら連絡くれる?

『は〜〜〜い♪』




オレはアッシーかよ!?
(_ _) カクッ


しょうがないのでメッセで友達に愚痴ってから
急いで出撃の準備をして駅へ向かう。
電車だったら40分足らずで南浦和へ着いてしまうからだ。


Kから連絡が入る
“着いた”
メールかよ!!(ー"ー )

しょうがないのでこっちから電話をかける。
運転中だっちゅうのに・・・

あ、K?

『は〜〜い、ごめんねぇ〜〜♪』

・・・・・・
そのままリターンしたくなった。

しかし放って置くわけにもいかないので
とりあえず駅まで駆けつける。

Kはタクシー待ちの行列の向こうにちょこんと立っていた。
最初車内から手を振るも気付かない。
代りにタクシーの列の人がこちらを覗き込む。
アホみたいで恥ずかしいべよ・・・(汗)
今度は窓を開けて呼びながら手を振ると
やっと気がついて乗り込んできた。

『ごめんねぇ〜〜♪でも、そんなに酔ってないんだよぉ〜〜
 気がついたらこんな時間でさ〜、ビックリよ。もぉ〜!』

いや・・・充分酔ってるって。
おまけにビックリしてるのオレの方だって。
もぉ〜!って言いたいのもオレだし。

『そんなに飲んでないんだよぉ〜、ビールと日本酒3合くらいかな?』

いや・・言い訳はいいから。充分飲んでるし。
そんじゃ、酔い覚ましにお茶飲んでいこうか?

『いいよぉ〜♪』

しかし、テンションたけーな・・・(汗)
彼女に途中クルマの中でリバースされても困るし
オレも夕飯の時にちょこっとビール飲んでたから
それを抜くのも兼ねてっちゅうことで。

で、24h営業のデニーズへ愛車を滑り込ませる。
駐車場から店へ移動する間もフラフラしてるし・・・
しょうがないので支えてやると
『え〜〜?あたし酔ってないよ〜。ほら真っ直ぐ歩いてるでしょ??』

はいはい。真っ直ぐ歩いてるよ。
オレが支えてるからね・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...
ようやっと店内に入りまったりとお茶・・・
と思いきや、彼女喋る喋る・・・

あっという間に午前2時。
(_ _) カクッ
早くあなたを送って帰りたいんですけど・・・

『あ、もうこんな時間!行かないとね!!』

やっとその気になっていただけましたか?
彼女の家は上尾。
深夜でもクルマで30分以上はかかる。

お〜〜い、クルマ乗った途端静かだぞ!>K
( ̄− ̄メ)チッ、半分寝てやがる。
まあ、うっさいよりかはいいか・・・

んで、彼女を家の近くまで送ったらそのまま帰路へ。

帰りは人載せてないから飛ばす飛ばす<オレ
家着くまでに30分かからなかったぞ。(-"-;A ...アセアセ

家にたどり着き落ち着いてからPC立ち上げたのが午前3時半
メッセには誰もいません。
(_ _) カクッ

まあ、普通だよな・・・。



つーかさ、彼氏いるんだったらそいつに送らせろよ!!>K
クルマぐらい持ってるんだろ?
知らんけど。


あーあ、オレってつくづく都合のいい男・・・
(_ _) カクッ




あ、これは貸しってことで>P姐さん



↓過去日記(別名「恥さらし」ともいう(笑))もついでにどーぞ♪
2002年10月26日(土)

幾瀬の星の煌めき / やまぴぃ

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