危険領域。 Master:(c)夏目

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2005年06月22日(水) ■
夏目 ― ひんやりとします。 ―






 翌日日記。ただいま23日午前6時35分でござーい。


 メモだけ。




 ・種デススーツCD
 噂によると内容が物凄いらしい。
 ギルレイ。ギルレイですって奥様。
 いやほんとにもうレイはギルしか見てない、ってお話だそうな。
 何それ気になる誰か買って!(あくまで他力)



 ・梅雨
 完全に水不足。
 夏目は水不足が嫌いです(好きな人はいないだろうが)
 その語感や、それによって周囲が煩くなるのが堪らなく嫌。過去に何かあったのかもしれないけど、覚えない…取り敢えず、凄い水不足って事態が嫌い。
 だから毎年無駄に梅雨時期になると雨が嫌なのにも関わらず、「去年より降らない…」「なんか雨、少ない」とか呟く。
 そして今年は四国九州のほうで水不足だとか。
 あーやだ。さっさと降っちゃえ。



 ・日本語
 の授業で毎度毎度作文を書かされる。楽しいッちゃ楽しいけど煩くて集中できない上に、何故だか覗き込まれたり話しかけられたりするので苛苛する…。時間内に書き上げなきゃいけないのでこっちはピリピリしているって言うのに、鬱陶しい。
 できうる限り自分の持てる最高のものをと、やはり文章に関しては思うので結構神経質になります。あーだこーだと煩い輩が多くて、自分の感想を書くための作文なんだから自分で考えろ!て思います。
 無駄にストレスが溜まる。



 ・本
 三千世界を読み直し…相変わらずルシファとカジャがいい。でもどうしても新刊二冊には手がつけられませんでした。あの絵の変わり具合は犯罪並みだ。愛読者を馬鹿にするにもほどがある。
 カジャ…大好き。
 ゾウリムシ!とか言われた日には胸キュンときめきワールドに旅立ちかけたわよ。いーわー。




 ・アイシ
 ルイが!ルイが…!
 寧ろもうヒル魔とルイの目での会話がたまりません!
 きっと家でヒル魔が「アイシールドがよ」「今度の試合はアイシールドで」だのとしょっちゅうアイシの名前を出しているもんだから、ルイは一方的なライバル心を燃やしてああまで叩き潰そうとしているのでしょう。
 罪な天使だ、ヒル魔。



 ・寝
 たいと思っているんだけれど眠れない。
 たまにあるんだよなーこの不眠状態。
 寝ることをさっさと諦める俺も悪いのか。



 ・腐女子ノート
 久々に発掘して�,鯑匹瀋召靴燭蕁△澆鵑覆靴毒麓�ばっかーと笑った。でも懐かしいことばっか書いてましたよ。意外に生徒会の愚痴が少ないんだよね…この�,亡悗靴討蓮�41期も42期も触れてない。ってか泉田さんがイベント中、このノートを紛失したせいで書くに書けなかったというべきなのかしら。
 取り敢えずのろのろと執筆中の高校時代物語(実際にはもっとマシなタイトルです…)の参考にしようか。



 ・家の前
 が21日から22日にかけて、夜中ずっと煩くて、外覗いてみたら何やら工事トラックが行ったり来たりと作業してる。この団地のひしめき合う住宅街で何をしでかしてるんだと思ったら、案の定、何処かの家から出てきた何人かの住人と口論になってました。
 いやそれも煩いけど…。
 因みに結局どう結論づいたかは知らないんですが、朝方までやってました。少なくとも4時までは確認した…そのあとは寝たので知らん。




 ・風邪
 気味らしい鴉がいるのよね。なんか不器用な啼き方をする鴉で、はじめは人間が声を真似ているのかと思ったくらい、うそ臭い。
 風邪なのかしら…啼きすぎた?そのそも鴉の声って枯れるもの?



 ・怪談話
 まだ時期的に早いでしょうか。
 うちの大学の大学館にはエレベータが二機ついています。それぞれA、Bとしまして、どちらをよく使うというのはないのですが、夏目は実は、そのBの方が苦手。
 ことの起こりは5月のGW明け、中に数人いるところにひとりで乗り込み、次の階で夏目以外が全員降りた。けど、そのとき夏目は後ろに誰かいる、と気配を感じていたので、全員下りたとは思っていませんでした。後ろに人がいるならばと思い、箱の中の真ん中壁より辺りに身をおいていましたが、数回上がったところで再びエレベータに人が乗り込んできました。大量に。おやおやと思って、後ろの人を気にしながら下がろうと、チラリと見たら…誰もいない。まあその辺りはちょっと勘違いかな、とかそう思っていたんですが。
 さて翌週、やはり同じ曜日の同じような時間。夏目は再びひとりでBに乗り込みます。そしてまた全員下りた。が、今度も人の気配がしていたわけです。先ほどまでの人の名残かと思っており、その時は先週のことなどさっぱり忘れていたのでやはり同じようなことをして、チラリと見たら誰もいない。
 しかしそれはそれきりで五月が過ぎ、六月に入ります。今月の二週目、曜日は定かじゃありませんが、やはりひとりで乗り込みました。そしてまた全員下ります。この全員下りるというのは、めずらしいことじゃないんですね。教授によっては授業時間より遥かに早く終わらせる人もいるので、そうするとそのときのエレベータは空いています。大体友達同士で乗り込んでいますから、下りるときもどっと下りる。そして夏目はまたもひとり。そのとき、人の気配がしていたかどうかは実は覚えていなくて、やけに長くエレベータに乗っているような感覚があっただけ。つまりが多分、呆としていたのでしょう。そして不意に声が聞こえた。エレベータが止まるのかと思っていたらそうではなくて、その声もなんとなく遠くからだったのでどっかの階からかと思っていた。そしてもう一度。なんて言っているのかはっきりとはわかりませんでしたが「…だろう」「…だと思う」「わかってる」とかなんかそんな普通のことを。声が複数かひとりなのかわかりません。まあまあそれは何処から書きこえてきたものとして処理し、目的の階についた夏目はさっさと降りようとしましたが、不意に背中にしょっていたバッグから垂れ下がるベルトの紐を誰かに引っ張られた。扉に挟まったかと思ってぐいって引いても掴まれているような感覚のまま、動くだけ。振り向いてもそこには、空っぽのエレベータが口を開いてあるだけ。
 色々と恐かったりとかさすがにしたけど、オカルトじみた話は嫌われるし、嘘吐きと言われるのも嫌だし奇異の目で見られるのも嫌なので(総じて対応が面倒だという理由)親にしか言わないでいたのだけど、やっぱりひとりでBに乗るのは嫌だなあと思ってあんまり使わないようにしていた。別に誰かといるときはいいんだけども。そして先週、うっかり乗ってしまった。まあでも早々そんなことはないだろうと思っていたのだが、やっぱり全員下りた。夏目も一緒に続くべきかと思ったけどバスの時間があったので急いでいて、結局乗ったまま。更に嫌なことに人の気配がした。ああ誰かいるんじゃあないのかと思って恐る恐る振り向いても誰もいなくて一安心。足を踏み鳴らしながらさっさとつけと回数を目で追うが、一向につかない。こういうときの時間間隔はとてつもなく長いもんだ。そして漸く目的の階について、慌てて下りようとしたところに、後ろから髪を通って頬に人の手の平の感触がべたり、とした。冷たいけど吸い付くようなちょっと湿り気のあるような感触だった。声も出せずに振り向くこともできずに慌てて箱から飛び出た。手は追いすがってこなかったけど、閉まる直前やっぱり箱の中には誰もいなかった。
 ――――この子が愉快犯であればいいなあって切に思うんですけども。先輩友達とかいないのでこの手の怪談話って聞いてなくて、やっぱり七不思議的なものってあるでしょう。よくあることならいいけど、夏目限定だったらとてつもなく嫌だ。
 もう恐くてひとりで乗ってませんよう。ひとりのときは階段使ってます!(はじめからそうしろよ)
 手の感触は未だに残る。




 ではでは。
 今日はこれにて失礼!

 ただいま23日午前7時10分。もう学校行かなきゃ!


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