危険領域。 Master:(c)夏目

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2005年05月12日(木) ■
夏目 ― 怨敵お恨み申し上げ候 ―










 低気圧め!低気圧め!!
 あーくそう。頭痛い…。
 そのせいで朝から機嫌がものっそい悪くてですね、気圧が敵です。
 学校行きのバスから一緒に行っている子ォがですね、構いたがりというか、話が好きというか…とにかく休まず何かしらをしている奴で。
 こちとら眠いし低気圧だし頭痛だしでもうこれ以上どうすんのくらいの勢いで機嫌が悪いっつーのに、うっさいくらい手を出してくる。
 バス停でたまたま同じ学科の子達と数人合流し、さらにバスは運良く座れたのでもうこりゃ寝た振りしてりゃ手も出してきまいと思っていたら甘かった。

 「アリスに似てるよ、アリス」
 「ハートのクイーンもありかな」
 「ねぇねぇ聞いてる?寝てないでサ」

 どうにも不思議の国のアリスのキャラで、誰が誰に似ているとか言うのを話しているらしいんですがね、違う子と盛り上がっているんだからその子達とだけ話していればいいものをわざわざ眉間にしわ寄せて唸る勢いで寝た振りしている夏目の肩を揺さぶって話を振ってくる。
 あーもー有り得ない煩い。
 体揺すられると頭も揺れますから頭痛も悪化しようってもんです。ただでさえ周囲は煩く学生達が喋りまくって苛苛する環境だというのにたまったもんじゃありません。
 結局意地で黙り込んで20分ほどバスに揺られていましたよ。
 その後も無言ですたすたひとりで教場に入り、隣に座ったその子からの話しかけも一言で返し、�.灰泙留儻譴呂修蠅磴發ι垉〃�面で受け続けました。
 それを解さないのか無視しているのか、居眠り防止に夏目が自分の電子辞書で遊んでいると隣からそれを覗き込み、やりたそうにあれやこれやと言ってくる。もう鬱陶しいことこの上ないので電源を切って鞄の中にしまい、いいや寝ようと頭を伏せると、人の鞄をあさって電子辞書を取り出し、勝手に遊びはじめる。
 もう寧ろ何言うよりもそれで遊んで静かにしてくれているならそれはそれで嬉しいよと思ってそれを無視していると、人のもので勝手に遊んでいる罪悪感もやはりあるものか、負けるたびに「妙に悔しい気持ちになるのはなんでだろう。記録更新しなきゃ気が済まないよね、こういうのって」と言い訳のように言ってから再度ゲームをはじめる。
 夏目はゲームでの勝敗に拘らないので(口喧嘩は拘るけど)負けようが勝とうが気にしないよ…。
 煩い…なんでもいいから放っておいてくれ。
 もう一言一言が苛苛します…。
 頭痛いんだよ放っておいてくれよ。
 これだけ不機嫌オーラ出しててなんでわからないんだよ。
 声も低いだろ返事も素っ気無いだろ見るからに機嫌悪いだろうが。

 「あー頭痛い…」

 何度言ったらわかるんだ!
 頭痛いって言ってんだよ薬だって飲んでるんだよ!
 もうイヴじゃ利かないんだよ!
 もう一段階強い薬買ったんだよ!
 あーウザッてェー。

 せめてもの救いは、帰りはひとりで帰れたことです。






 どうにもだるいなァ頭痛のせいかなァ低気圧嫌ァーいと思いながら熱を測ってみたら見事に発熱してました。
 これだから低気圧は!(もうポストが赤いのだって低気圧のせいだ。
 うわんうわん。





 明日は�.灰泙能�わるので、さっさと帰って養生しよう。
 因みに履修が完成したので正確な時間割が出ました。
 2年でちょっと単位増やさないと心もとないかなァと思う。
 平均値なんだろうけど…取っておいて損はない。
 けど取りたい講義もないもんでね。
 ほとんど午前中に終わっちゃうなァ。







 ではでは。
 本日はこれにて失礼。

 妖怪大戦争の前売り券買いに行かなきゃ…お金ない…買いに行ってそのまま帰って来る感じになりそうやねェ。


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