危険領域。 Master:(c)夏目

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2004年07月17日(土) ■
 向日岳人と忍足侑士

 
 
 
 
 
 諸事情により短く行きませう。

 

 昨夜、あまりの部屋の熱帯地帯ぶりにさすがの夏目もダウンしまして、徹夜しました。眠れない。
 ええ、アイスノン抱えようが扇風機(温風機)最強にしてグルグルしようが湿気むんむんで熱いのなんの。
 夏目の部屋にはクーラーはありません。クーラー嫌いなんです。
 けども昨夜ばかりはクーラー効かして熟睡こいているであろう母親の首を絞め殺したくなりました(15日のことがまだ根っこにあるのだ
 

 さて。
 起きて何をしていたかというと。
 別段いかがわしいことは何もなく。
 美術の夏休みの課題に手をつけておりました。
 シルバーアクセを作るんですね、二学期。
 そのデザインを考えていたわけです。
 リングは必須で、あとひとつ自由課題ということでしたが、夏目はリングをつける習慣がないので非常に悩む。
 ブレスならば好きなので全然浮かんでくるのですが、リングとなると…デザイン次第でかなり指の印象が変わってくるじゃないですか。できるだけ細く見えるように、できるだけデザインが際立つように、できるだけオリジナリティを…と延々と頭を悩ませ、いっそのことコンセプトを決めてしまおうと思いました。

 「……シンプル。エレガント。ありきたり。でもなさげ」

 ぶつぶつとだらしない格好で机に向かう高校三年女子。
 あちらこちらと視線をやり、何かないものかと探すのですが、あいにくとそんな気の利いたものは部屋の中にはない。
 
 「いっそのことネコにしてしまおうかしら…」

 と考えるも実用性のないデザインになりそうだったので却下。
 今、自分が持っているものと合うようなデザインじゃないといざ作っても使えない。
 え、あ、勿論使いますとも。
 作ってはいさようならじゃないです。
 だってシルバーアクセの元の粘土って高いんですもの。使わないと勿体ないじゃないですか。
 そうして漸く見つけたのが、「花ゆめ」の表紙を飾る「ベルベット・ブルー・ローズ」のあげはちゃん。

 「…あげは。あげは。あげはシリーズ…おお、蝶!」

 安易です。
 単細胞です。
 簡単なデキなんです。
 夏目は「蝶」っていう漢字の具合が好きだったりするので、はじめはその漢字を入れてしまえと思っていたんですが、中々細いものに綺麗に彫るのは難しいだろうと思い直し、結局は蝶の形を重視したものを何個かデザイン起こしました。
 全部違う感じで。
 �.轡鵐廛襪妊�ール。
 ��丸みがあってキュート。
 �0楕�ッぽくてアジアン(露店系というべきか
 この三つ。
 どれも蝶をテーマにそれなりにオリジナリティあふれるデザインにしてみたのですが、何処まで夏目の技術で作れるものか…謎ですなあ。
 何せ夏目、不器用なもので。
 頑張ろう。

 そして自由課題のほうですが。
 当初はもうひとつリングをつけてチェーンで繋げてしまおうと思っていたんですがね、そんなごてごてしいの作っても結局使わないだろうなあと思って、ペンダントトップ一つと、ストラップ(キーホ?)を二つ、デザイン起こしてみた。
 ペンダントトップはリング�△離妊競ぅ鵑帆瓦�同じ。まあ捨てがたかったので使ってみたのですが、そう考えるとリング�△鮑遒辰謄螢鵐阿砲皀肇奪廚砲發覆襦△辰憧兇源箸げ鵑靴燭曚Δ�お得ですかね。でも�△離妊競ぅ鵑�一番複雑なんです…あはん。
 キーホは、一つは蝶をリボン型にしたもので、もう一つは恥も外聞も捨てて長方形のプレートに「京極」と彫り、円形のプレートに晴明桔梗を彫りと、それをボールチェーンで繋げて♪とか考えてみた。これなら悩まなくてもできるので楽。しかし実用性に関して言えば…全くない。
 まあ、あとは美術の先生と相談しながら決めようかなと。どうせまた8月末くらいになれば考えが変わって一杯書き起こす気がするし。
 優柔不断な女なのです。

 
 
 夜、母親に呼び出されてカラオケに行ったのです。
 十八番というものはないのですが、いつも歌っている曲を順々にこなして行き、さあてそろそろマニアック路線に行こうかなと思ってボード検索していたところ、テニスの「DADADA(向日岳人)」がナイ。
 向日岳人で検索しているのだけれど。
 おかしいな。
 入っていないはずがないゾ。
 乾はいるのに。(犬神を「いぬ」で検索したら一緒に出てきた・笑
 けれどないので、仕方なく「うしろゆびさされ組」とか歌ってみる。
 夏目とカラオケに行くと、夏目が本当は何歳なのか一度は必ず疑いたくなるらしい。
 そして、やはり諦めきれず今度はタイトルで検索してみた(タイトルが頭に浮かんでなかったのさっきのときは

 「えーと“ダダダ”と。えい」

 すると3件ヒット。
 おお。そんなにあるのかと見てみると、

 「あ、あんじゃん。“DADADA”」

 しかしよくよく見ると。
 頭にクエスチョンマークがたまる。

 「…アレ? え? あれ??」

 ボードタッチのペンを握り締めながら首を傾げる夏目。
 
 「うーん。いつから“DADADA”を忍足が歌うようになったんだろう…」

 無論、そんなことはありません。
 忍足は「きっと羽がはえて〜」とか関西弁で歌ったりとかしてないはず。
 そう。
 そのボード検索の中には、

 「DADADA」 忍足侑士

 と表示されていたのです。
 そりゃあ岳人で検索しても出てこないわけです。
 相方が歌っちゃってるんですから。
 これは店員さんに申し出たほうがいいのかと真剣に思いましたが、さすがにちょっとこの曲を歌っていると露見するのが恥ずかしかったので、結局黙っていることにしました。
 ユースタのナビ君やい。

 「DADADA」は向日岳人だよ。保志君だよ。
 侑士は歌ってないよ。

 これは誰のミスなんだろうなあ。



 ではでは。
 本日はこれにて失礼。



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