| 2004年06月16日(水) ■ | ||
| 生態。 | ||
|
生徒会の当番日でして、それが引けてからみなみと泉田帰りました。 まァ寄り道して帰るのは珍しいことでもなく、夏目はオフに寄りたいからと朝から途中下車することを決めておりました。 そして食べ盛りの高校生(主にみなみ)が、 「おなか減った何か食べて行こ」 と云うのも珍しいことでもなく、 「冷やしうどんが食いたい」 と云う夏目の我がままから、幾つかある行きつけの店の中からどんぶりものを取り扱う飲食店に行くことを決定。 そして、学校を出た段階からお決まりの“泉田イジメ”スタート。 「なんか変なのがついて来る」 と後ろを歩く泉田を言葉でなぶり、葉っぱで首元をくすぐり、他愛無いものから傍から見たらどう見てもイジメとしか考えられないものまで、オンパレード。 一応、“愛情表現”。 泉田は、二人並んで歩いていた場合、必ず相手に寄りかかりながら歩くと云う悪癖の持ち主で、いつもみんなに「一緒に帰りたくない」と云われている女。真っ直ぐに歩くことができない女なの。平衡感覚がないのか?? そんでもって、集団で帰っている場合、一人だけ歩くのが遅いので置いてけぼりをくらいがちで、大抵二人ひと組二列で歩くことの多い夏目達なんだけれど、一人で後を追って来る泉田は何故か知らないけれど必ず間に入って来る。邪魔。折角楽しく話しているのに、真ん中からこじ開けるように入って来るので、いっつもみんなに張り倒されて後ろか前に追いやられ、時には蹴られて追い払われる。 夏目達の中で、あくまで泉田は 「イジメられキャラ」 であり、 「マゾ女」 である。 だって上記のように普通だったら絶対に耐えられないだろう、落ち込むだろう、ってかイジメだろう!? って云うことを(否もっとひどいこともしてる…)しても、あいつは笑ってんだもん。 「…なんで笑うの?」 って聞くと、 「え、だってそんなことされてる自分がおかしくて」 と独特の笑い声を上げながら(うふふふとか、ひひひひとか)話すこの女は、真性マゾなのだ。否、マジで楽しそうなんだもん。なんか、我慢してるとか、耐えてるとか、そんなんじゃないの。入学してから二年以上こんな感じでいたぶってるのに離れて行かないのは、やっぱり苛めてほしいからなんだろうな。 …オトモダチはよく考えて選んだほうがイイのかしら…あ、オトモダチじゃないからいいのか。泉田が「家畜」ってことは周知の事実ね(非道 さてさて、そんな泉田をイジメながら駅に着き、いつもならすぐに終わるはずのこの遊び、何故だか夏目はみなみと話しながら泉田を無視している状況に違和感を覚えず、徐々にいること自体を忘れるようになってしまい…。 時折、 「なんでついてくんの、誘ってないし」 と云いながらも、存在を忘れていたり…。今までこんなことなかったんだけどなァ。 飲食店について、対面式カウンター席を案内され、一番端にみなみと向かい合って座り、隣に泉田を来させないために荷物を置いて、ひとつ隣の席に座った泉田の存在も、食べている間忘れていたり(酷 食べ終わってオフに行って、目当ての本を目の前で知らない女の人に奪われてショック受けている間も、泉田のコトは忘れてました(笑 どうしても、みなみとだけいる気がしてならなかった…泉田がふてくされて静かだったせいかしら?? この後ドコに行く? ってコトで、みなみが新しくコス服を作るんだと云って布屋さんに行った。 その途中でゲーセンに寄って、みなみがトロのぬいぐるみを200円で三体ゲット。その内のひとつをパクる。トロは猫だもん。夏目は猫が好きなんだもん。…なんの理由にもならんな。 さて、布屋さんに行って布を物色。 今度はバイキンマンをやるんだと。擬人化…擬人化…バイキンマンの擬人化…身長165センチ�紊竜漆猷愁丱ぅ�ンマン…見てみたいけど、一緒に歩きたくないなァ…。因みに、アンパンマンもいるらしい。合わせ予定らしいからほぼフルメンバーなのかしら?? 見たいけど、確かに見たいけど、やっぱり一緒に歩きたくない…。 でも結局買ったのは、ピスメのススム(漢字不明)を今度やるから(なんだか激愛の模様)と首に巻く布を購入。 メートル1,000幾らで、3メートル切ってもらう。それを持ってレジに行くと、学生割引10%OFFだと云うので学生証を提示。 「2××円です」 と云われ、お金を払おうとして、夏目とみなみは一瞬きょとん。 …2××円…? メートルでさえ10%OFFでそこまで安くならないだろう…。 「アレ?」 とふたりで首を傾げていると、漸く店員さんもおかしいと気がついたのか、裁断時に書かれた紙を見せて、 「えっと、0,3メートルですよね…?」 確かにそこにははっきりと「0,3」と書かれたいた。 どうする。0,3にしておけばメートル1000円以上する布を3メートル買ったのに2××円で買えちゃうぞ。どうする、どうするみなみ。 素直でイイコなみなみちゃん(嘘)は、 「3メートルです」 と答えちゃった。とっさのことだったので。 「書き間違えですね」 と苦笑して店員さんは打ち直す。 結局3000円を越した。 うーん、夏目なら0,3ってことにしちゃうかも…。 泉田をだまくらかして帰らせて。否、語弊がある。別段本気で帰らせるつもりはなく、冗談だったんだって。うん、冗談。確かにこのままこいつ帰っても別いいけどと夏目は思っていなかったこともないけれどね、取り敢えずいつものような冗談だったんだけど、あいつは帰っちゃったのだよ。なんか、書けば書くほど夏目の性格の悪さが露呈…。こんなはずじゃァ…。 取り敢えず、泉田が帰ってしまったのでみなみお気に入りのコーヒーのお店で、美味だと絶賛のココアを飲む。 いやァいつも喧騒にまみれている夏目達にしては珍しく、ひどく大人びた雰囲気でココアを飲んでいました。 「いいねェこの落ち着いた雰囲気」 とか云いながら窓の外を見てみたり。 さながら恋人同士(撲殺)のような落ち着き具合。 …いつもこうならいいのに…と心の中で密かに呟いてみる。 生徒会室がこんな雰囲気だったら、さぞそれっぽいことだろう。否、そんな生徒会室は想像できないんだけれど。 なんだかんだで、いつもが一番いいのかな。たまにだからよく思えるもんか。うむ。 その後、ゲーセンで不思議な体験をして(キャッチャーの機械が壊れていたらしく、百円で五回くらいプレイできた)、みなみお気に入りの「美神」でプリ撮って、久々に充実した放課後を過ごして帰ってきた。 家に帰ると 「31アイスクリーム期間限定、今ならダブルがトリプルに!!」 のアイスがあり、寝る前に嬉々として食らいつきました。 が、あまり甘いものが得意ではない夏目は食べきれず、 「明日食べる…」 と半分を残した…母が気を利かしてビターチョコを選んでくれたおかげで半分は食べらたんだけど、バニラもクッキーも甘い…でもでも、31は美味しい…vv ではでは。 |