道化者の憂鬱...紫(ユカリ)

 

 

花葬 - 2004年10月15日(金)

森の中。
狼の鳴き声が聞こえる。
剥き出しの足は冷え切ってしまった。
月が照らしてる。
氷のカーテンに風があたり霜が再生される。
冷たい指先。

薄桃色のふわふわのブランケット。
ドレープのかかった天蓋がふわりと
覆いかぶさっている。
冬の匂いのする風が揺れる。
闇に浮かぶ蝋燭がの炎が揺れる。

暖かな大きなベッドの上で戯れる。

ばらばらに散らばった想いを繋ぐ。

絡み合う



視線









覚醒する意識。
甘い痛み。

闇に浮かぶ蝋燭。
二人の影だけ揺れる。

不確かな何かを確かめようと伸ばす手。
確かなものを掴もうともがく身体。
本当のものを確認する様に這う舌先。
左腕に暖かい唇。

涙はとうに枯れてしまった。

飽きるまで絡み合う。

いくつもの朝がきて
終わらない夜になるまで。

いつまでも・・・。

朽ちて土に還るまで・・・。



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