今日は母と、今週末松阪で行われる友人の挙式のための着物を選ぶ。
と、言ってもえみんこの内では着たい着物は決まっていて 昨年アンティーク着物屋さん「くるり」で購入した 大正時代のやたら柄の入った小振袖。 でも、これを着るとおはしょり部分がでないので 最近の着方として下に柄の派手な長じゅばんを見せるか やはり柄の派手な単衣(ひとえ)の着物を見せて おはしょりを作るなどの、うるさいおばさんがいたら怒られそうな着くずし。
で、最初はその心積もりで下に見せる着物を探していたんだけど がさごそと母の着物たんすを漁っていたら 今までに見たことのない着物を発見!!しかもかわいい。
母に訊いてみれば、その着物は亡くなった母の姉が成人式にきた中振袖。
その淡いグリーンに大きいピンクの牡丹が配置された中振袖に惚れてしまったえみんこは、大正小振袖を止めて伯母ちゃんの中振袖を着る事に決めてしまいました。
しかし、えみんこが大絶賛しているのに対し母は 「そんなはずかし着物きるのはやめて!」 との、すごい反対っぷり。
どうも母の内では淡い色彩の着物は安っぽくてはずかしいもの、だという意識があるらしい。 どおりで、えみんこの前には色の濃い着物ばっかり並べるわけだ。 しかも、母は小柄なので着物の柄もしぜんと小さい〜中くらいのものが多い。 伯母はえみんこからマイナス4cmぐらいの身長なので、やはり柄の大きいこういった着物を持っていても不思議じゃないのです。
母がなんと言おうと、この着物に決めました。 あとは帯やら全ての小物をそろえたのですが、ひとつ問題が。
長じゅばん。
伯母の中振袖は昔の振袖なので、袖丈が長いのです。90cmもあります。 普通、下に着る長じゅばんの袖丈も上にきる着物に合わせるので、伯母の中振袖にあわせた長じゅばんが必要なのです。
これはえみんこの成人式に来た長振袖の長じゅばんを一時的に短くして使用することにしました。
あとはえみんこがビーズで帯留を作る♪と思っていましたが 母が使った事のない帯留を持っているというので その中からかわいいのを選びました。
しかし、これも昔使用なので帯紐を通す部分が異様に小さい。むむ。困った。
そう思っていたらたまたま帰ってきた弟が改造してくれました。 どこからでてくるのかヤスリとかもってきて、 ビーズ用に買っておいた帯留金具をくっつけてくれました。 さいしょは「はんだこてで」と言っていましたが 帯留の金具が真鍮で出来ていて、ビーズ用金具がメッキなのではんだこては使えないとのこと。 なんだかよくわからないけど弟が居てくれてよかったです。 えみんこだけじゃ、メッキと真鍮がはんだこてでくっつかないなんてわからないもの。
そんなわけで、アンテナリング作成用にかっておいたボンドでくっつけました。
その後、ビーズで髪どめを作成。 かんざしも作れてしまいました。でも小ぶり。
外は嵐ですが、なんとかなりそうです。
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