2003年02月25日(火) [少年の孵化する音]
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ああ。今日ってばすっかり水曜日だと思っていたのに 本当は火曜日だったのね。
うるう曜日だ。うるう水曜日。
まあ、それはともかくえみんこが中学生の時に激はまりしていた邦画のDVDが届きました。 えみんこが買う初DVDソフトです。
「1999年の夏休み」
8年ぶりぐらいに見たけど
今みると、えっちぃ。
この映画を大絶賛していた中学生の頃のえみんこって。。。
久々に見て改めて再認識しましたよ。 この映画がえみんこの原風景を作っていることに。
解説をいろいろ述べる事はできるけど、めんどいのでしません。
記憶がうろ覚えのわりにはセリフとかちゃんと覚えてるんだよね。
丁度えみんこも中学生で、このまま少女としての時がいつか終わる事を知ってはいるけれど、できればこのままで。あともう少しだけ。 オトナになることの不安があった時期なのでした。 小学生の頃は早く大人になりたくてしょうがなかったのに。
この映画のなかでヘッセの「デミアン」の一節が象徴的に引用されるのですが、それはえみんこのテーマでもありました。
少年は卵と云う名の鳥なんだ 鳥が世界へ羽ばたくためには 自らの力で殻を壊さなければならない 殻は世界だ 鳥は神に向かって羽ぶ
壊しても 壊しても 壁ばかりさ
君は誰も愛さないの? 愛されるのが恐いんだ
さみしくはない?
いいよ。一緒に死のう。
その映像美。その世界観。そのノスタルジィ。
DVD万歳!!
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