つぶやきダイアリー
だってこの一日はやっぱり一度しかないのですから。。
明日があるさとは言っても書けるときに書こう!
それでは、私の日常大暴露大会。

2010年10月25日(月) 思いはどこへ


今日は、祖母の四十九日の、法事でした。


あっというまだった。


お骨になった、祖母が、おじいちゃんと一緒のお墓に入った。

祖母なのであるが・・

私は親しい友達を送るような気持ちになっていた。


夜中まで、ずっと話していたのはついこの間のこと。

少し前に、吉井の病院にお見舞いに行ったときに、
車椅子を押して外に出たら、
それは大きな丸い丸い月が、地平線すれすれに出ていた。

それを見ながら二人でしばららくたたずんでいた。

私が帰るのをおばあちゃんはずっと見送ってくれた。


* * *

生まれてからずっと家にいた人がいないこと。

きびしいこともあったけれど、
同じ家で同じ時をきざんできたこと。

北海道から群馬に引っ越してきたこと。

九十年の祖母の人生をどう受け止められるだろう。
祖母はどこに行ったのだろう。

祖母の、腕はこの間まで脈を打っていたことを
私はどうやって伝えられるのだろう。

さみしい気持ちをどうやって受け止めたらいいのだろう。
感じる必要がないのだろうか。

そんなはずはない・・。

感じないよりさみしいと感じるほうがおばあちゃんは喜ぶと思う。

だけど、家族の中でそれを出せない今、どうやってそれを受け止めて
伝えたらいいのだろう。
家族は、感じないふりをしているだけだろうか。

今は、私の胸の中の気持ちだけが私の真実。

猫と一緒に、この文章を寝床で書いている私は、ただ真ごころは
どこかに通じると信じるしかない。


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岡さやか [HOMEPAGE]