街から街へ電車にゆられて―笑いながら歩く人やおやさんや服屋の看板すぎてゆくのをみていると背中に羽根が生えたみたい空をとんでるみたい誰が何といったって旅に出ることとめられない背中に羽根が生えたから風がふいたらとんでゆく