ちょっとしたメモとか。

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2010年09月15日(水) インセプション。

インセプション
見てきました。
たぶんネタバレします。
ネタバレだめな人は回避を!



最初の方は
ひょっとして期待はずれだったらどうしようと思いましたが
進むにつれ映像がとにかく面白くて
一瞬たりとも目を離したら解らなくなりそうでした。

昔見たイグジステンズっていう映画を
思い出しました。

あれも確か変な生命体で作ったゲームポッドを使って
バーチャルリアリティの世界でゲームするっていうもので
ゲームに繋がっている間は本体である肉体は睡眠状態で
現実がどこか解らなくなるっていう点では似ているなと。

話の内容的には
新しい感じはしなかったけど
夢に階層があって下層へ行く程時間の流れが
ゆっくりになるっていう概念が面白かった。
中盤からは映像に超集中しました。
最後のオチは思っていた通りでした。

解らないのは
コブが有名な犯罪スペシャリストだとしても
刷り込みを試したのは妻との件のみで
他人に知られていたとは思えないのに
依頼したサイトーは「やったことあるだろ?」的な笑みだったこと。
もしかして指名手配されてた所からのサイトーの推測?
あとアリアドネは設計士で複雑な迷路の夢を作る為に協力してたのに
一緒に行くか行かないかの話してたのが解らなかった。
彼女の作る夢からいくって話じゃなかったっけ。
それから4層にいるサイトーに逢った時に
サイトーが老いていたのとコブのヒゲとボロボロ加減から
最もゆっくりと時間が流れる層にいるので
サイトー探しに何年もかかったっていう演出だと思うけど
なんで4層にアリアドネと落ちてきた時みたいに
また海に打ち上げられていたんだろうか。
更に下に落ちて探したってこと???誰か説明してー!w
あとなんで奥さん飛び降りた時向いのビルにいたんだろう。
全部終わって空港にお父さんいたのもなんか変だし
最後の子供ちゃんの服装が
コブの記憶(夢)の中で着ていたものと全く同じだったのもおかしい。
ひょっとして全部夢?(笑)

映画の宣伝とか導入から
アイデアを盗むって所に先入観があって
そこを掘り下げてスパイ要素のあるような(ボーンシリーズとかのような)
もっと激しいお話なのかなと思っていたので
思ってたのとは少しだけ違いました。
航空会社買取までして結果的にはまさかの人助け(笑)。
アリアドネちゃんのトーテム使う所と
超難解迷路の演出とか見たかったなぁ。
戦闘とかあんまりいらないと思いました。

でも見に行ってよかったです。
自分もよく夢を見るので
夢を見始めるスタートの点は全く覚えてないし
夢の中では自分が思うようにビルを飛び越えたり出来るので(笑)、
そういう現実ではあり得ないような映像が見られたのが楽しかった。
あと各層へ影響し合っている映像のシンクロ部分がとても面白かった。
アリアドネにテストする時の迷路のくだりは
IQを図るのによく使われるって聞いた事があるので
そこもおお!って思いました。
すごい人は迷路みた瞬間に出口が解るそうです。


今日は雨も降ったけど
ちょうど自転車に乗ってる時だけ降らなくて
他も色々ととってもいい一日でした。









水月陵