ちょっときもので・・・...mao

 

 

ちょこちょこまとめて・・・ - 2006年04月02日(日)

3月はまだまだ着るよ・・・ということで、着まくった!
なんだか無性に着物が着たくって、できれば仕事へも着ていきたい、という気分。
なかなかそうは行かないので、春休みを2日ほどもらってしまった(笑)。

まず3月28日。


火曜日は非常勤先の日なので、
3月は自動的にお休み。
夜、根津にある昔からよく遊びに行っているバーへ
鎌倉のみどりさんと飲みに行く。
根津のモレイラは私が中学3年生の時に、
母に連れられて行ったお店。
おとなりの木曽路(モレイラとは親子店)が
母の行きつけのお店だった。







マスターとはちょうど一回り違いなんだけど、
高校卒業の時、まだ若かりし&独身だったマスターと
お蕎麦屋さんでランチデートなんてしたことがあって、
ささっと注文してくれて、お箸まで割ってくれた時に、
なぜか大人を感じた、という今では笑い話になってしまう思い出がある。
お友達と行きなさい〜、と映画の前売り券(2枚ずつ4枚)まで買ってくれて
大人は違うなぁ〜と思った、というのは、
これまた今では大笑いネタ(笑)。

この日は、祖母のグリーンのウール絣着物に、黒のバラ柄の半幅帯。
半えりは付けっぱなしの(25日と同じ)グリーン地に花とミツバチ。
このところお気に入りの市松帯揚げで、けっこう渋めのコーディネート。


3月30日はナスカ展へ。


去年の夏、浴衣デビューをした
数少ない私の男子着物友達が、
着付けをマスターした、というので
そうか、じゃぁ見てあげよう!と
なぜか、着物でナスカ展へ。
去年の今頃はようちゃんと、なぜか着物で恐竜展へ(苦笑)。
上野はお花見の人でいっぱい。ナスカ展は子供でいっぱい。









この日はめちゃくちゃ寒くて、外で写真を撮る余裕がなく、
残念ながら男子初登場となるか、この着物日記!は幻に終わった。
紺のウールの着物を誂えたというので、どれどれ、と見ると
飛び柄の着物(どんな柄か忘れてしまった・苦笑)。
えー、こんな柄ついてて男性用なの?と聞いたら、
案の定女性用。このKちゃん、すっごい細いんですよ。
この日も足袋のこはぜがはずれちゃって、なんどもはめ直したの。
どーしてかというと、足のサイズは合っているけど、足首が細いから
足袋自体が大きいのだった・・・。
ギリギリで仕立てられる、ということで女性用の反物でもOKだとか(笑)。

ウールのアンサンブルも誂えたそうで、この日は↑の着物に
同じく紺の羽織で登場。なんとなく、あれ、家の父親と同じ?その羽織。
・・・という懐かしの定番ウールアンサンブル。
博物館では下駄はダメかも、と雪駄を履いていたけど、
歩きにくそうだったなぁ。(私の方が歩幅が広いのよ・笑)

ナスカ展の後、花見でもする?と思ったけど、真冬のような寒さに
釜飯食べて帰ろう〜、と意見が一致。
着物&仕事の話、徹底的に聞き役&誉め役だった半日。
私だって春の装いだったのに〜コメントなしかいっ!ぶーぶー(笑)。


この日の私。
紅花紬に紬の半幅帯。
黄色地に、赤い桜が絞ってある帯揚げと、
水色の桜柄の半えり。
実は、前日、帯をグリーンの
亀甲模様の博多織にして、
柳昇チルドレンの会へ行ったのだ。
連日の着物イベントで、
同じコーディネートのつもりだったんだけど、
ふと、マルチカラーの半幅を思いつき、
合わせてみたらぴったり♪
寒かったので、同じトーンのショールを
マフラーふうにくるくる巻いて。




さてさて、月が変わって4月1日。
4日からNYなので、iBookと持っていく本を取りに車でオフィスへ。
この週末は、新宿でおがわ屋さんがコレクションを行うということもあり、
帰りに寄るつもりで着物で出掛けた。
しかーーーし、なんでこんなに混んでいるの?
という、最強の渋滞に巻き込まれ、オフィスまで3時間半もかかった。

けっこう疲れてオフィスに到着。
せっかくだからここで記念撮影(笑)。

ソファを購入して、
一息つける空間になった。
窓から桜が見えるんだけど、
もちろん写真には写らないわね。

車で来たついでに、家からは
クッションを持参。
これでお昼寝もできる空間に(苦笑)。









今日の着物は、いつもの格子の紬。
半えりは・・・付けっぱなし(苦笑)。
帯を違うのにしたい、と母に言ったら、
いいのがあるよ、と箪笥の奥から
出してきてくれた。
かなり以前に、母がお友達と出かけたときに
買ったもの。
いや、実はこの帯がすんごく大変で、
本日スタートが予定よりめちゃくちゃ
遅くなった理由でもあった。
お太鼓柄なので、
絶対に名古屋帯だと信じていたの。







母のいつものパターンなので、
名古屋を目いっぱい長くして、開いて仕立てたんだと
疑いもなく思っていた。
というか、母がそう言ったし(笑)。
しかししかししかーーし、異常に長い。
長くて長くて、手に負えない。
「なんでこんなに不必要に長く仕立てるわけ?」
とつい母にぶーたれると、
「つけ帯にしてもらうから、もう使わないでっ!」
と母娘バトルに発展しそうになる。
もうしょうがない・・・と二重太鼓に締めてみたら
すっきりぴったり。
しかし、この時点でも名古屋帯を
異常に長く仕立てたもの、と信じていた(笑)。



オフィスから持ち帰るものを整理していると、すっかり4時近くに。
これから新宿へ回れるか、と急いでみたものの、
世田谷通りを環八まで来たところですでに5時半。
とにかくどこもかしこも渋滞・・・。
これじゃあ、新宿につくのなんていったい何時になることやら。
おがわ屋さんのコレクションをやっているスタジオへの
連絡もうまくつかず(携帯電池切れてるし・・・)、
この日はそのまま帰宅することに。
到着は8時すぎ。往復7時間近く着物で車を運転した日だった。
さすがに疲れてヘロヘロ。


で、気を取り直して本日日曜日。
午後一で地元での用事を済ませて、昨日の着物リベンジ。
だって考えてみたら、昨日はせっかく着たのに1日車の中で、
朱塗りの下駄まで用意したのに、履いていたのは、運転用ズック・・・。
夕方から天気が悪くなるということだから、
履物は普段履きにして、雨コートと傘を持って出掛ける。


曙橋にあるizumi studioにて。

とっても忙しかったようで、
やっと一段落、という
絶妙なタイミングで到着(笑)。
コーヒーと、福島千賀先生の
おいしいチョコレート&ベリーのsweets、
特製のカステラをごちそうになって、
あぁ、リベンジ着物で遊びに来てよかった♪









そして、ここで異常に長く仕立てた
名古屋帯の謎が解けたのだった。
綴れ織りのこの帯、実は袋帯だそうで。
長いわけだよ・・・。
いや、確かに、どうして裏も全く同じ織りなんだ、
とふと思ってはみたのよね。
お太鼓柄なのに袋帯なんですか〜、
と目をまんまるくする私に、
聖子さんも敬子さんも、
「あるんです、その締め方でいいんです。」
きれいに締めてあるよ、
とお誉めの言葉もいただき、
あぁ、リベンジ着物で遊びに来てよかった♪



髪をばっさり切って、レトロモダンな聖子さんを真ん中に記念撮影。
イメージチェンジで、着物姿の雰囲気も新鮮で素敵♪
どんなふうにレトロモダンかは、会ってからのお楽しみ、ということで(笑)。

京王デパートでpaopaoのシュウマイを買って家路へ。
(シューマイは胸やけするからあんまり得意ではないのだけど、paopaoのは大丈夫なの。)
天気もよくないからか、埼京線はガラガラ。
ゆったり座って、NYから戻ったら何着ようかなぁ、と考える。










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