ちょっときもので・・・...mao

 

 

帽子とマント - 2005年12月11日(日)

今日は、世田谷パブリックシアターへ、パパ・タラフマラの公演を見に行く。
ここの演出家、小池氏とも長いつきあいになったわ。
高校生の頃からかわいがってもらっている、
私の姉のような人(みどりさん)の知り合いで、
私がNYにいる時、とある演出家がNYへ研修に行くから、よろしく、と
頼まれたのが最初だった。
彼女もずっと演劇やパフォーマンスに関わっている人で、
今はストリングラフィのプロデュースをしている。

12月の頭の公演ということで、日にちがとれるかなぁ、と思っていたんだけど、
みどりさんがペア・チケットを買ってくれていたので、その予定で行くことにした。
もちろん、着物で行くよ!

本日の装い。



ついに裾が擦れた!で縫い直してもらった格子の紬。
これはほんとによく着てるわ。
朝起きたら、寒い・・・、そうだ、ニット帽をかぶっちゃえ!
9月にNYへ行った時に、今NYでおおはやりの
H&Mというデパートで買ったもの。
ヨーロッパがもともとらしく(どこだっけっか・・・)、安いのがウリ!
サイズも普通のアメリカものより小さめだし、デザインもかわいい。
このニット帽、いくらだっけ? $7とかだった記憶があるけど。
(ちゃんと裏地がついているのよ)








帯は山本由季さんの「童」。

母の帯を拝借してしまった。かわいいでしょ〜。
童の足に注目してね。ビーズの靴を履いているの。
楽しくて、足がゆらゆら揺れちゃうのよ♪

帯揚げは、♪柄なんですが、正面にはでていませんね(苦笑)。
ベージュは困った時の便利アイテム。
赤い帯締めでアクセント。








ひょんなことから、私のところへやってきた下駄。
この朱赤の台に、どんな鼻緒を合わせるか・・・
いくつかのchoiceから選んだのは、白地にストライプ。
前坪の水色が、朱赤に映えるでしょ。



あ、お太鼓部分の写真を忘れていた・・・
ビーズの靴を履いた足は見えますか〜!?




この帯は、浦和の 楽風 で由季さんの展示会をやった時に購入。
私はまだ着物を着始めたばかりだった。
母がこれを選び、私は「お正月」の帯。
私の帯は、だいぶ柔らかくなったけど、
これはまだまだ固い。少し締めて、柔らかくしてあげるね(笑)。










帽子かぶってしまったから、道行きじゃ変だしな・・・
というわけで、母からマントを拝借。
母のマントは、他にも2着ほど借りたことがあるんだけど、
両方とも重たくて、暖かいけど、
出掛けると余計に疲れるのがマイナスだった。
これは薄手なこともあって、他のより軽め。
寒くなったとはいえ、このぐらいで十分だわ。


半衿は、母の羽織裏のあまり布をもらった。
イタズラ書きふうイラストで、今回は、ポストが顔をだした。
見えます?








劇場についたら、楽日ということもあり、
知り合いがあちらこちらに・・・。
そんな中、さとちゃん発見。
彼女は、お料理が大得意で、
いつもpartyの時はおいしいものを披露してくれるんだけど、
ついに、お店をだしたのだ。
今度行ったら、レポートさせてもらいます。




さとちゃんのお母様が
洋服の生地で作った半幅帯。
半幅しか結べない〜と嘆いていた(笑)。
すぐにでも締めたい
名古屋帯があるそうだけど
結べないからダメだ
・・・とあきらめモード。
今度、時間を作って〜、と頼まれた。
教えるのは無理でも、一緒に着ることはできるから、
見よう見まねで覚えてちょーだい。




公演終了後、小池氏がロビーに出てくるのを待った。
NHKの芸術劇場で放送予定だったのが、版権の問題でボツになったそうで。
ガルシア・マルケスの作品タイトル 100年の孤独 を
サブ・タイトルに使っているところがまずいらしい。
ま、最初は、タイトルそのまんま使っていて、え、それいいの?
と思っていたら、案の定、クレームがついたらしいし。
版権に関しては、日本人はとっても苦手よね。

最後に、
「なぁんだ、この帽子は? おまけにその衿は〜?」と小池氏に突っ込まれ、
「えっ、変?」と言ったら、
「いいや、いいけどさぁ〜」と茨城弁が返ってきた。
ご苦労さまでした。東京公演の後は、つくばですね。


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