みっちゃん^−^の日記

2007年05月25日(金) 農相自殺 それでも疑惑解明は必要だ

松岡利勝農林水産相が28日、議員宿舎の自室で首つり自殺した。松岡氏をめぐっては政治資金管理団体の巨額な使途不明金、いかがわしい団体からの多額の政治献金受け入れなどが表面化し、参院選を前に国会などで野党側からの攻撃の矢面に立たされていた。一貫して「法的には問題ない」と主張してきたが、随分とつらい立場だっただろうことは想像に難くない。この問題と自殺との因果関係ははっきりしていないが、それでも一国の現職閣僚というポストにありながら、自ら死を選ぶということはいかがなものか。

 死者にムチ打つ―という気持ちは毛頭ないし、さまざまな事態の中での政治家の責任の取り方やけじめのつけ方についてはいろいろ考えられる。ただし、その中の選択肢の1つに「自殺」だけはあってはならないだろう。仮に「政治と金」問題が自殺に至る要因だったとしても、今回のケースは決して当事者として責任を取ったということにはなるまい。

 松岡氏や民主党の小沢一郎代表の巨額事務所経費問題などに端を発した政治資金規正法の改正は今国会の大きな政治課題の1つであり、与野党対決の図式にもなっている。今回の事件で審議の行方も影響を受けるかもしれない。現職閣僚の急死は重い。野党側の矛先も鈍りがちになろう。できるだけダメージを抑えたい与党議員の間から“農相は立派に責任を明らかにした”などという声が出てくることを恐れる。

 本人が舞台から退場しても松岡氏の政治資金をめぐる真相が闇の中のままでは、状況はますます混乱してくる可能性があるし、逆にこの自殺を疑惑解明の幕引きにしてはならないという思いもする。多くの国民の政治に対する信頼の維持、回復という視点に立てば当然のことだ。

 汚職事件などでは捜査対象のキーマンが自殺したり、失跡したりして警察や検察の調べが滞るなどということはよくあることのようだ。昨年の本県の県発注工事をめぐる談合事件でも東京地検特捜部の捜査着手早々に、受注した土建業者の幹部社員がビルから飛び降りて、県民やマスコミ、捜査当局をがくぜんとさせた。最終的には当時の現職知事の辞任、逮捕まで進んだが、松岡氏の場合はどうだったのか。今となってはせん無い事だが、毎年2000万円を超える金額を計上していた議員会館内の事務所の“幻の光熱水道費”の使途や、緑資源機構の談合事件に絡む熊本県内14業者からの1300万円の政治献金など不明朗だと報道されている資金の流れなど、きちんと疑惑について説明してほしかった。

 選挙区である熊本3区の事情や所属派閥の伊吹派内の事情は承知していないが、出処進退が公明正大であれば、再び政界に羽ばたくことも十分、可能だったのではないか。現に与野党を問わず、政治資金の虚偽申告や秘書給与の詐取などで1度、2度つまずいても見事に復権した政治家は枚挙にいとまがない。

 松岡氏は政界では自他共に認める農林族だった。昨年9月の安倍内閣発足で農水相のポストを射止め、初会見で抱負を語り、農産物の輸出促進、環境対策、農業の担い手育成などに言及している。在任8カ月でのこのような去り方はさぞ心残りでもあっただろう。




まったくこの通りだと思いますわ。
死んだら終わりじゃないと思うんですよ〜
記事にも載ってるように、疑惑の追求を継続する事は死者にムチ打つって見えるかもしれないけれども、とんでもないです。
ちゃんと追求していかないといけないんじゃなかろうかと。


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