にっき日和
おしながき前よむ次よむ


2007年04月19日(木) 家族の砂時計

「ただいま」

帰宅して居間に顔を見せると、

今日も、いつもの座椅子に父が座っております。

おかえりと、穏やかにわたしを迎える父。

帰宅して父の顔を見ると、心底ほっとするのです。

ああ、今日も元気でいてくれたって。

ここ一週間、父の病のことが頭を離れません。




両親がいて、兄弟がいて、家があって。

そして今日も、家族で食卓を囲む。

そんな当たり前の日常が、

実はかけがえのない時間だったということが、

ここ一週間で思い知らされました。

家族がそろって過ごせる時間は、”限りあるもの”だということ。

そんな当たり前の現実に、

いまさらながら気づかされたのです。




なぜ、人は老いるのでしょう。

なぜ、人は死に逝くのでしょう。




もし神様が、願いを聞き届けてくれるなら、

ささやかで愚かな、わたしの願いを叶えて欲しい。

大切な家族と過ごす、この穏やかな時間が、

どうかどうか、永遠に続きますように・・・・と。




今この瞬間にも、

砂時計は止まることがないのだけれど。





ぴょん

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