umikaze no hitorigoto
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2002年11月30日(土) 空想癖

毎日のように見る風景も時々ドキッとするほど新しい発見があるものだ。
夕飯の買い物をするとき、、風に舞う落ち葉がヒラヒラと、、
海岸に落ちて、それを静かな波がさらっていった。

そんな風景に身を置いて、、あたかもドラマや映画のワンシーンにいるような、、
そんな、、錯覚に陥る事がたびたびあって。
その先の物語など浮かんだりして・・・

その昔。。
ドラマや映画の脚本家にすごく興味を抱いた事があった、、
ドラマや映画を見ていて・・・自分だったらこうするとか、、
ここはこの方がセリフが生きるとか・・・・ひどく偉そうだが。。(笑)
そんな風に空想をするのが結構楽しかった。
もちろん、、実際にそんな才能があるとは思えないのだが。(笑)

向田邦子
数々のドラマの脚本を手がけた人。
ほんのちょっとの瞬間を捉えて離さない愛すべき脚本家だった。
何気ないワンシーンに込められた意味を、、その時、、どれだけの人が思い読み取っただろうか・・・。

私のささやかな夢の一つであった、、

今も続く絶え間ない空想癖に、時々は自分で呆れ返ったりして、、

それでも、、そんなひと時がとてつもなく幸福だったりするのだ。。


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