(SleepWalking)



さよならをつげる
 
いつもそこにいた
あなた
わたしのあこがれる
その姿
ドアを開けてもそこには
もう影すら、ないのですね。


そういえばお祭りが終わったら
実家に帰るって言ってた気がする
そうか
また雪が激しく
降っているのでしょう?


あと7日しかありません
あなたがいなければ
声を交わさなければ
わたしがどうにかなってしまいそうで
こわい


けれどきっと
またその姿を見つけても
きっと話すことなど
出来ないと思うのです
春のかなしみが咲く陽だまりにて

2007年03月12日(月)


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