N A N O - M U G E N F E S 2 0 0 5 @ 横 浜 ア リ ー ナ
2005年07月09日(土)
最近はエルレとかの検索でひっかかって人が来ることが多い。どうなんだろ。
レポではなく日記なのであしからず。

目当てはELLEGARDEN。
次にSTRAIGHTENER。
見れたらアジカン。それくらいの気分で行ったNANO-MUGEN FES

全体的な雰囲気は悪くはない。
が、FESというものに行ったことはないけれどもっとまったりムードでも良いんじゃないかなぁ、とも思った。

モンパチ@O-WESTチケ発売の10時に間に合うように起きて、電話とネットをスタンバイ。
ネットですんなり購入完了。
WESTのキャパでうれしくなっている自分に今きづいた。

なかなか家を出る気にならず、グダグダして開演には間に合わない時間に家を出る。

横浜アリーナにつくとちょうどスパルタローカルズがやっているようだった。
着替えて、クロークに荷物を預ける。すんなりとしたもの。
今思うと時間ずらして正解だったかもしれない。開演に間に合う時間だとすごい混んでたのかな・・

スパルタが終わって、場内へ。エルレはBステージ。
イーストと、その後の数回の関東圏のライブでのパフォーマンスを見てどんなエルレが帰ってくるのか楽しみだった。
なんとかBステージ最前ブロックに潜入する。

と、Aステージで2組目のバンドが始まる。FARRAHだ。
UKロックを基本になんでもあり、みたいなバンドだった。ベースの女の子のファンキーぶりが印象的。

そしてエルレの番。

supernovaから始まるセットリスト。
曲は大体こんな感じ(supernova/モンスター/No13/虹/red hot/Bored Of Everything/Missing/ジターバグ/Make A Wish)

なんだろう、ライブ慣れしてないのかなんなのかモッシュでもなく客が雪崩れ倒れまくる。
細美は声がかすれていて中々でない。
俺は3〜4列目あたりにいたが、かなり遠い。細美もMCで「お前らが遠くてさみしい」と言っていた。
「今日はお前らの声まだ聞いてない」という細美に客が声だしで煽る。
「普通にメールしてる友達がこんなの企画するなんてすごいよな〜」
「だってゴッチとかすーげぇ普通の人だよ?」
"普通"を強調する細美。みんな普通の人間なんだっていうアピールに聞こえなくもなかった。

ここまでも細美は総じて楽しそうに見えた。声は出てなかったけど。
次が最後の曲、というときになる。

俺の3個前(つまり最前列)の男が「"風の日"やって〜」と言い出した。
これに関しては何も言うまい。

細美はそれに答えて
「こういうとこは証明とかプログラミングしてやってんだ、だから"風の日"用のがないから出来ないんだよ」
と言って、ふと一瞬目が変わって戻る。そして細かいデティールは覚えてないけどこんなような事を言った。
「これからも俺たちはお前らが聞きたいものはやろうとは思わない」
「ただ自分達がやりたいもの、良いと思えるものをやっていくつもりだから」
「もしそれを気に入ってくれたらまたライブきてくれよな」

そういって、Make A Wishが始まる。
いつの間にか細美はマイクの前からずれてウブさんの方に体を向けて横目にこっちを見ている。
時に客席のほうにずれてきたりして、BPMの変わるところでまた戻ってきて、やっぱりマイクから外れる。

歌終わり(曲終わりではない)ですぐにウブさんを通り越してギターを投げ捨てて、右手にいなくなる細美。
残った三人で曲を終わらせる。ゆういちも細美ほどではないがベースを投げて置き、ウブさんと高橋さんは客に挨拶して左手へはけて行った。

ナイーブな人だってのは一応間接的にはしってたけども
最後の曲をほとんど歌わず、曲の終わりまで居ずに、ギターを投げ捨ててはける。
ライブでそんな細美を初めて見た。

俺はそれほどまでエルレのライブに行ってるわけじゃないけど、決して少ない数では無いと思う。

俺はすーげぇ不安になりながら、「最高だった〜」「かっこよかった〜」「かわいかった〜」という言葉が溢れてる中会場を出て水を買いにいった。

ずっとその事を考えながら、おにぎりを食いながら休んで、もう一度会場へ。
ライブは終わっていないのだ。

会場ではINDUSTRIAL SALTがやっていた。
空いているブロックで座りながら見て、終わると同時にAステージ最前のブロックへ。
DOGS DIE IN HOT CARSを座りながら聞いて、半分寝てて、とうとうSTRAIGHTENER。

そこまで前に行こうとも思っていなかったので、いい按配の位置で待つ。

テナーなんて、エルレよりさらにライブに行ってるわけじゃないけど、ここ最近の演奏はすごいタフで、揺るがない印象を受ける。

新譜もとめどなく良いし、KILLER TUNEは本当にKILLER TUNEだ。

ここでも客は柳のようにフニャフニャで、なんだかなぁという感じを受けたが、テナーには(とりあえず表面上は)なんの揺るぎも感じられなかった。

ASHを見て、アジカンを見ることなく会場を出る。
着替えて、ひなっちTシャツを買ってアジカンを見る。
アジカンも俺が数回見たときとは印象が違い、良いライブをやっていた。
あの時はやっぱりたまたま悪かったのかなぁ。

そうして、気づくと細美の日記が更新されていた。
とりあえずホッとして、そうだったのか。と思い、そうだったのか・・・?と思い。

どうしても最後のギターを投げ捨てた細美が脳裏から消えなかったけれど、細美の言葉を信じてまずは安心した。


AXのチケは譲ってもらえることになった。
ZeppのチケはHP先行、スペシャ先行、e+先行ともにはずれた。
O-WESTのチケは無事とれた。


どうやらレスポールのネックは折れたらしい。