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2002年12月22日(日)
たかがクリスマスケーキに30万! そりゃあジーザスだって呆れるさ。
資本主義の落とし子、経済成長期の遺物、利益社会の常。 彼についてはこんな単語がつらつらと思い浮かぶ。
最初はテキトーでいいかげんで意地悪なひとだと思った。 あたしとは平行な存在だと思った。
はじめてちゃんと会話というものをしたとき、実は悪いヤツじゃないじゃんと思った。 この不況の中頑張ってると思ったし、何よりあたしとの交点を見つけた気がして。 彼の冗談の域も分かったような風になって。
でもその後。 やっぱりコイツは営業のことしか考えてないんじゃんって思って。 利潤追求のために人間関係を築いてるだけじゃんって思って。 なんだよコイツもう知らねえ、そう考えることに、したのだけど。
今日上がった後何故だか2人で小一時間ほど話したりしちゃって。 もう12時だよ、帰れよ!なんて雰囲気にはなぜかならなくて。 しかもジュースとか奢って貰っちゃったりして。 そのうちに、彼の愚痴だとかぶっちゃけ話を聞いて。 うわぁコイツも苦労してんじゃん、っていうか疲れてるんだろうなって改めて思ってさ。
キライ、だとは言い切れなくなって、しまった、かも。
だけど相変わらず冗談ばっか言ってどこまで本気か全然わかんないし、あたしとの人間関係を友好的にしようとするのも利潤追求のための職場の状況確保のための1ピースにすぎないかもしれないし、こんなこと書いてるとそういえば最近彼に対する態度が良くなかったからもしかしてフォロー入れられただけかなとか思っちゃったりして!!
ああもうイラつく!!
だってあたしの前で「職場では愛想好いけど普段は自分でも冷酷だと思うくらい無愛想だよ」とか言われてもそれは暗に今のあたしの前での態度もその一環だって言ってるのかそれともただ単にぶっちゃけてるだけなのか全っ然読めないし!
なんか考えれば考えるほど上手く丸め込まれた気がする!!
ジレンマ?違う、資本主義の罠だ。 疑心暗鬼なんて生易しいもんじゃなくて。 だって現にあのひとはいかにひとを効率的に使うかしか考えてない。
悲しくなんかないけど。 ただすごい、すごい悔しいけど。
あたしみたいに真面目にとるのはガキだって言われてるような気になる。 実際そうかもしれないし。 うわべだけの行為を好意だって勘違いしちゃってるだけかも知れないし。
くやしい。 あたしは彼の中の資本主義に太刀打ちすらできないんだ。
It's my business.って言葉の語源そのままみたいなひとだ、彼は。 だからあたしは資本主義男って呼ぶことにした。
ずるいよ、ひとの好意を換金するために使うなんて。 あたしにはそんなの理解できないし、彼のことも理解できないし。 はじめより一層距離が開いたみたいな気分。 あたしはあなたみたいにはなれないしなりたくもないよ。 そんな人間関係ならいらないよ。 だけど彼のこと嫌いには絶対なれない。それが余計くやしい。
だってそれがあたしだから!
・・・でも、もしそうじゃなかったら。 ごめん。ごめんなさい。
こわいんだよね。
資本主義社会の中でひとを信じることがこんなに難しいなんて、
初めて知った。
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