2010年11月07日(日)  安堵の溜息吸い込んで。
 
空港に到着し、すぐにガス抜きを行う。終わるとすぐに職場のスタッフに電話する。
 
空港を出ると白いセンチュリーが私たちを待っていた。職場の計らいである。通常であれば羽田から私の家まで電車とバスを乗り継いで1時間半ほどかかる。
 
生後間もない娘を抱いて、実家から空港まで2時間、鹿児島空港から羽田まで1時間半。羽田から家まで1時間半。合計5時間の旅はあまりにも長い。
 
そして最後の関門が、羽田から家までの交通手段だったのだ。不特定多数の人間の中で感染のリスクもあるため、タクシーで帰宅する手段も考えてはいた。
 
しかし、東京に戻ってくると職場に報告した際、職場から迎えに行かせると言っていただき、まさかセンチュリーで迎えに来るとは思ってもいなかったが、揺れを全く感じない広い車内で、首都高から見えるビル群を眺めながら安堵の溜息を吐いて、気を入れ直すように空気を吸い込んだ。
 

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