2010年07月15日(木)  優しさの残渣物。
 
御ハナは未だ指しゃぶりが直らず爪を噛む癖もある。しかも手頃な大きさの物をすぐ口に入れる。爪を噛んでいる時は御ハナの大好きなアンパンマンと爪を掛けて「お、ツメパンマンだ!」と指摘すると恥ずかしそうに隠すのだが、最近は妻に爪を切って欲しいが為に努力して爪を噛まないようにしているらしく仕事から帰ってくる度に「今日ね、ツメパンマンしなかったんだよ」と報告してくれて健気なことこの上ない。
 
そんな健気な子の父親は、三十過ぎても心理的負荷が掛かると爪を噛む。昔は爪を噛み切っていたのだが今は甘噛み。噛み切ってないから爪を噛んだことにはならないよと妻に苦しい弁解が続く。しかも職場で難しい考え事をしている時は大抵ボールペンを口にくわえている。爪を噛み物をくわえる。職場でも看護師から突然「ツメ!」と言われてハッと我に返ることがある。爪もボールペンも何分無意識なものでコントロールができない。
 
こういうのは心理的負荷を外に発散できずベクトルが内面へ向けられる自己破壊的行動といわれており、まあいうなれば優しさの残渣物ってやつだ。優しさの残渣物ってやつだ。
 

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