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| 2010年07月04日(日) 世界の半分。 |
| 貴方と私の夏季賞与が出たので何か褒美を授けようぞと完全にドラクエの王様目線で妻が仰るので欲しい物を考えてみたけれど何も思いつかなかったので何もいらないと言うと、私が欲しい物と釣り合いが取れるであろう欲しい物を言おうとしていた妻は一気にテンションダウン。同僚の妻には青雲の志が欠けていると言われるし、もう少し欲を持った方がいいのかもしれぬ。 1年か2年前、1回の鑑定で数万円かかるという有名な中国の易者に無料で鑑定してもらったことがあって、「何か欲しい物はありますか?」と訊ねられ、やはりその時も何もないと答えると易者は含み笑いをして「わかりました。欲しい物が何もない人などいないのです。あなたが口に出さずとも、私が気を読んであなたの欲しい物を当ててみましょう」と、やたら長い間私の気を読み始めてどんどん易者の表情が曇っていって、まずいな。俺実は欲しいものなんてあったんだっけ。あの表情の曇りっぷりからして世界を征服したいとか世の中の全ての女性を我が物にしたいとか無意識レベルでとんでもないことを考えているのかもしらん。まずいな。俺、何が欲しいんだろと狼狽していると残念な顔をしたままの易者が小さな溜息をついて「わかりました」と呟いた。 「あなたは、本当に欲しい物がないのですね」 まあそれはそれで悲しかったわけなんだけどね。 |
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