2010年01月25日(月)  Lifetime Respect.
 
看護師と一緒に処置の準備していて、「ヨシミさんアルコール綿取って」と言われて「はいはいアルコール綿ね……はいはい。アルコール綿……っと。アルコールに染み込ませた綿ですよ……ね……。はいはい」「あー! もういい!」と、その看護師は業を煮やし自分で処置台の引き出しからアルコール綿を取り出した。
 
「うちの奥さんにしてもさ、キミにしてもさ、どうしてこう女性ってのは男が見つけられないものを一瞬にして見つけてしまうんだろうね。魔法使いかっての気持ち悪いあっちいけよ」
「ムカー! もう絶対ヨシミさんの処置手伝わないからね! だいたい男の人ってその辺の脳の作りがそもそも女性と違うらしいわよ」
「脳のせい?」
「うん。脳のせい」
「いいこと聞いたありがとう」
 
と、悠々と帰宅して、まぁ自慢じゃないけど夕食の準備の時に妻から「冷蔵庫から○○取ってきて」の依頼にスムーズに応えたためしがない。「どこだっけー」と、最初は小さな声で探しているが、本格的に見つからないと思い始めたら「どこだっけなー。どこだっけなー」と、妻に聞こえるように言い始めて、要するにギブアップ宣言。ちょっと小言言われてもいいから妻に探して欲しいヘルプ宣言。
 
倹約家の妻は冷蔵庫の開けっ放しにものすごい厳しくて、おまけに依頼した物がいつまで経っても見つからないものだから、開けっ放しと見つかんないのダブルの怒りで「んもう!」と、遠くのフリーザが一瞬にしてクリリンの目の前に移動するように、瞬時に冷蔵庫の前に来て、瞬く間にお目当てのマヨネーズを取り上げて、それを傍らで見上げて「あ、やっぱすげぇな」と思うわけです。
 
「でもねー、そういうの脳のせいだって言ってた」
「は?」
「看護師さんがね、脳のせいだって言ってた」
「何が?」
「いや、ほら、マヨネーズとか見つけられないのって」
「は?」
「見つけられないのは脳のせいだって」
「は? あなたの脳のせいだったらあなたのせいよ」
 
イッショーイッショニイテクレヤー。
 

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