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| 2007年03月17日(土) ベンチャーホスピタル。 |
| 「はじめまして。吉見と申します。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」なんて判を押したような挨拶をしたのは僕はもう若くないから。もっと若かったら一晩掛けて気のきいた挨拶文句を考えただろう。しかし僕はもう三十歳。大人の余裕を見せなきゃいけない。肩を張らずに見栄を張らずに新職場では等身大の自分でいこうじゃないかと緊張せずに挨拶したはいいものの、僕は今までずっと看護師として働いてきて、これからも看護師として働くのだけど、今はまだ看護師として働く病院がない。働き先がないのではなくて物理的な問題で、働く予定である病院がまだ建設中なのである。 だから緊張も何も、今回新職場で配属された新病院準備室ってとこで僕は一体どんな仕事をしていくのかさっぱりからきし皆目検討がつかないのである。それにしてもみんな若いなぁ。ざっと見た感じ平均年齢20代後半か。なんかスーツ着てたりピンクの白衣着てたり青い白衣着てたりジャージ着てたり。それぞれの職種が全くわからん。 総勢10人。この若いメンバーで新しい病院を作っていくのか。不安が半分、あとの半分は生来持った優しさでできている僕は、「今日寒いね」という先輩だか後輩だかわからない職員の声掛けに「そんなことないです」なんて等身大じゃない気の遣い方が間違っている返答をしているあたり、職場が変わったくらいでは人間変わるもんじゃないなと思いながら、これから何をするんだろう。どんな仕事をしていけばいいんだろうなんて考えてる間に新職場一日目が終了した。 |
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